〜愛のベトナム支援隊〜 Love and Support Vietnam

枯れ葉剤被害者を支援しよう!寄付金受付中!今年の衣類は目標達成!ご協力ありがとうございました!

<< June 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 支援ツアーHand-in-Hand(75)ダナン市10・在宅訪問 | main | ビエンホア空港の環境修復事業始まる >>
# 旧正月間近かのベトナム

ベトナムでは、まもなく春節・旧正月・テットがきます。今年は、2月10日から12日までです。
私の経験では、9日から始まって9連休やってしまう人が多く、この旧正月到来で、もうベトナム社会の動きは完全に止まっていますね。お願いごとをしても、聞く耳持たず・・・後廻しか、忘れられるか・・・毎日が”ディーチョーイ”気分です。

この時期、特によく見られるのが、中国将棋といわれるチェスです。ベトナム語でCờ Tướng コー・トゥオンといいます。将棋の駒はピンキリで、木、プラスチック、象牙(今は違法だと思いますが、違いますか)などでできています。写真のように、ボトルの蓋を使っての将棋も庶民的です。指し手の表情をみてください。真剣でしょう? いっちゃあ悪いですが、仕事より真剣なんですよ、ほんとに。いつもそう思います。

 この写真は、データから判断すると、ダナンで大庭さんが撮ってくれたものです。

この中国将棋は、ハノイのあちこちでも指しているのがいつでも見られます。必ず人だかりがしています。ベトナム人の外野が結構うるさいです。指し手の作戦に影響するのではないかと思われるほど、横から口をダシます。よく言えば、関わる・・・悪く言えばおせっかい・・・。

しかし、コー・グオイ(Cờ Người) と呼ばれる人間将棋がよく見られるのも、このテットの時期です。

1788年にレ氏が清国に救援を求め、清国軍20万人がタンロンに入城。1789年1月に、北上してきたグエン・フエ軍が清国軍を掃討しました。ダン・ハウという名の清朝の官吏が、遺体を集めるように命令し、パゴダが建てられ、その後ドン・クアン・パゴダへと発展しました。その決定的な戦場となったドンダーでは、清國軍撃破2XX年を記念して毎年行う人間将棋は、規模も大きいのです。

この人間将棋では、16人の美男子と16人の美女が、駒になります。彼らは、二人の指し手に操れらますが、この指し手は二人の子供が叩く太鼓の音で邪魔されます。

審判には、通常、美女が選ばれます。赤のローブを身につけ、頭には黄色のヘッドバンドをつけます。

儀式が終わると、女性審判が旗を振り、ゲームは始まります。男女合計32人が駒のように広い地面を移動します。通常、広さは、共同の家の広さ、或いはパゴダの広さがあります。

多くの場合、幅広の袖のついた青い長目のローブを着た解説者がつきます。解説者は、当然のことながらチェスに精通していなくてはなりませんが、重要な事はユーモアのセンスが無くてはならないことです。

ハノイ市ハイバー区には、チェスの王様デー・ティック(DeThick)にちなんだパゴダ(Vua 寺)があります。ここが、ベトナム将棋の揺籃の地とされているのです。ヴア寺のチェス祭りには、有能な将棋の棋士が殺到し、全国各地から集まります。予選を勝ち抜けず、ハノイまで来られなかった棋士には、大いに悔しがると聞きました。

それ故に、ヴア寺のチェス選手権に参加することは、大いなる名誉なのです。ここでの優勝者と準優勝者はチェス仲間に名を広く知られて、鼻も高くなる名誉をもらうことになります。

1930年代1940年代では、”金のノート”に選手権者の名前が記入されたといいます。すごいですね。

また、ハノイ郊外のティン・イエン村では、全村民がチェスができるそうです。子供ですら、ですよ。

チェス大会に参加しなくても、解説者を努めたり、熱狂的なサポーターになるということですが、子供が叩く太鼓よりうるさそうな気がしませんか。

最近のチェス・トーナメント選手権戦では、全国から70人以上の棋士が参加しました。上位三人に商品が贈られる。ここでの優勝者は、その時どきに応じて、ご褒美としてチェス戦に参加するために中国、タイ、シンガポール、日本にいけるようです。

しかし、ここからがベトナム人らしい言い分ですが、「世界広しといえども、人間将棋をやっているベトナムほど、この偉大な将棋が参観者の心に深い印象を残すことはない」と。左様でございますか、と受けておきましょう。

だが、その人間将棋も、過去のものになりつつあるという観を否めません。パソコンではありませんが、保存をかける必要がありそうですね。(了)

※今日から数日、テットにあわせて、私もちゃっかり休ませてもらいます。
その間、どなたか、筆者になりませんか?

         愛のベトナム支援隊・北村 元
        Love & Support Vietnam

     <本ブログの無断転載・複製を固く禁じます>

    © 2011-2013 Love & Support Vietnam All rights reserve.

| comments(0) | - | 08:05 | category: ベトナム文化 |
# スポンサーサイト
| - | - | 08:05 | category: - |
コメント
コメントする









Selected Entry
Categories
Archives
Comments
Mobile
qrcode
our visitors!
ブログパーツUL5
****books****
Shizuoka Today
your time
Search this site
Sponsored Links