〜愛のベトナム支援隊〜 Love and Support Vietnam

枯れ葉剤被害者を支援しよう!寄付金受付中!今年の衣類は目標達成!ご協力ありがとうございました!

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2012年8月20日:

昼食を終えた私たちは、フート町内の枯れ葉剤被害者宅を訪問しました。
下見の時に、次の日の日程が厳しいので、できるだけ町内でお願いしますと、枯れ葉剤被害者協会には頼んでおきました。

暑い中、大庭さんがお米を運んでくれました。

午後一軒目のお宅は、ハー・ヴィエット・ドンさんのお宅です。母親のチャン・ティ・タオさんが応対してくださいました。ドンさんは、隣の部屋で就寝中でした。

息子のドンさんは、1986年生まれで、両親と一緒に、フート町内に住んでいます。お父さんの名前は、ハー・ドゥック・ドゥオンさんといいます。1959年生まれです。ご主人は、今仕事をもって働いているといいましたが、奥さんは詳しい話はしませんでした。チャン・ティ・タオさんは、姉さん女房で1957年生まれです。

お母さんのタオさんから、いろいろとお話を聞きました。
でも、息子のドンさんはぐっすり寝ているようで、起こしても、皆が訪問していて緊張すると良くないので、現役看護師の岩田真弓さんの足浴の場面は、残念ながら実現しませんでした。

お母さんのタオさんも、「人が大勢いると息子は興奮しますので・・・このまま寝かせておきます」と、説明してくれました。

タオさんのお宅には子供が3人いて、3人とも男の子です。ドン君はその真ん中で二番目です。ドン君の障害の状態ですが、生まれつき、体の中に(と言っています)イボのようなものがあったので、手術しないと取れないと言われた。お母さんも正確に説明できず、具体的に何を指しているのかわかりませんでした。レックリング・ハウゼン病のことかもしれません。このことはまた機会を見つけて、お話を伺うことにしました。

三人の中では次男ドン君が一番症状が重いようです。枯れ葉剤の患者に認定されていて、毎月110万ドンを受給しています。ここのお子さんは、枯れ葉剤被害の第二世代です。

お母さんのお話をうかがっていると、ドン君を初め3人兄弟の体にいろいろと異常が浮かび上がって来ました。

次男は生まれた時に、腰から下は全然動きませんでした。足の辺も神経を感じなくて神経麻痺しています。手は動かせます。私たちはだんだん年をとっていますし、次男は自分で何も出来ないので、それが一番の心配です。

生まれたばかりの時は、年に何回も病院に行きました。手術を受けさせたいと何度も思いましたが、手術をしても意味が無いと言われ、ずっと我慢しています。実際、1歳になる前に手術をうけましたが、医者からは、これ以上手術をすると、命は危ないと言われ、以後はしていません。お尻にも一つできています。骨にも穴が空いているようです。

             背中に幼少の頃の手術の痕がくっきり↑

ドンは、私たちと話は普通にできます。しかし、機嫌の悪い時は、よく物を投げたり、壊したりします。普通の状態であれば、食事は自分でできます。機嫌の悪い時は、食事もとりません。

シャワーは、私一人では出来ませんので、ご主人が帰るのを待って、二人で行水をさせます。

主人がいないときは、近所の人が手伝ってくれます。丸いたらいに座らせて、水を遣います。小さい椅子に座ることもできます。フートの町から支給された車椅子にも座れます。知らない人が、シャワーをしても、うけつけません。私以外に女性が近づくことは、受け付けません。痙攣は、天候次第ですが、気温の高い日などは痙攣がおきます。一度おきると、落ち着くまでに1時間くらいはかかります。そうなると、部屋の中に一人にさせておきます。

食事は、大体一日に3回とります。取らない日もあります。貧しい家族の生まれなので、何でも食べてくれます。普通に安定しているときは、母親にも優しくしてくれます。

そして、長男、三男にも少しだけ障害があります。三男は耳の後ろが辺で、耳の形も少し奇形です。そして、難聴も少しあります。


長男は学校を卒業して、三男は、いま、電気大学三年生で勉学中です。従って、三男は、近所の人に『耳が3つある』と言われていじめられましたので、本人は手術を受けたいと何度も言いました。

主人は、クアンガイ省で戦いました。健康はよくありません。歯がよく抜けます。鼻孔の皮膚に問題があります。私自身は戦場の経験はありません。」

以上は、タオさんの話の要旨です。

ここまでお話をうかがってお別れすることにしました。

「今日は大勢で押しかけてしまいました」と申し上げると、
「いいえ、狭い所で申し訳ありません。ありがとうございました」・・・礼儀ただしいお母さんでした。

大庭さんから、支援のお米を贈呈しました。

ドン君だけではなくて、お母さんにも使っていただけるようにと、石山さんから衣類を贈呈しました。

                             涙をながすタオさん↑

また、日本各地から集めた日本製のタオル・・・これは抜群に質の良い物で、在宅訪問数で集まったタオルの数を割って、差し上げました(写真下)。さすが、日本のタオルは使い勝手がいいです。

ご寄贈くださいました徳島から仙台までの方々・・・ありがとうございました。

タオ(中央)さんの激励のため、記念撮影をしました。

            愛のベトナム支援隊・北村 元
         Love & Support Vietnam

       <本ブログの無断転載・複製を固く禁じます>

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