〜愛のベトナム支援隊〜 Love and Support Vietnam

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# 16蓮の花奨学生からの報告25 前期クアンガイ省編9・完

今回で、クアンガイ省は最後になります。また、岩崎 航さんのことを書いてくれました。ま、読んでみてください。ミー・ハインさんです。

      

愛のベトナム支援隊の皆様へ

今日は、また皆さんに手紙を書くことができまして嬉しいです。皆さんはお元気ですか。私と家族は元気です。今年私は大学3年生になりました。大学の道は半分過ぎました。過ごした年月を振り見ると、自分はラッキーだと思います。皆さんから支援をいただき励ましていただきましたから。そして、クアンガイのVAVAからの援助もあります。

 

また、この手紙を通して、小林健人様にお礼の気持ちを申し上げたいんです。皆さんから奨学金を頂戴し、本当に有り難うございました。皆さんのお気持ちを絶対忘れない、と自分に誓いました。そして、遠い距離を飛んできて下さった岩田和子さんと日本中の学生さん、ありがとうございました。学生さんのお気持ちに感激します。学生の皆さんにも幸せになりますように祈り申し上げます。

 

時間はほんとに誰も待ってくれないんですね。初めて大学に入った時をよく覚えます。あっという間に3年生です。私は臆病で人と話すのは苦手です。ですから学校では友達が少ないです。そして人の前で話すことも怖かったです。しかし今は少し成長しました。自分がだんだん成長できてうれしいです。友達と話せるようになりました(笑)。人の前で発表する時は、練習します。まだ上手ではないんですが、もっと頑張りたいと思います。

 

この間の821日に、皆さんのお気持ちにも感激しました。長い距離をいらして下さったので、休まずに、すぐに会場に入りました。そして、皆さんと学生さんは私たちに奨学金を渡してくださいました。本当にありがとうございました。言葉で表せないほど皆さんのご支援は素晴らしい意義を思っています。 

 

今年は岩崎 航さんから詩をいただいて、もっと特別な気持ちになりました。

「クラスでいちばん

足の速かった君と

足の鈍(のろ)かった僕とが

仲良しであった

友情のおもしろさ」

 

そして、支援隊の激励の言葉も感謝します。「お互いの相違点を分かり合うことに基づく友好は大事です」。

 

ひまわりは太陽の花で、「誠と希望」のシンボルですね。いつも明るい明日を目指しています。

 

岩崎渉さんの詩を読んでから、岩崎さんのエネルギーに感激しました。岩崎さんは私たちが見習うべき人です。自分はまだ幸運な人だと思います。もし私が岩崎さんの立場になれば、乗り越えられたかわかりません。本当に素晴らしい方で、次の世代の人も見習うべきです。

 

人には、自分の足で立ちたい。歩きたい、走りたい、箸で食べたい、自分の口から食べたいなどの素朴な夢があります。しかも、清々しい空気で呼吸したいですね。健常者にとっては、以上の事は非常に簡単なことですが、岩崎 航さんにはあまりにも難しいことです。普通に歩けないし、十分食べられないし、しかも寝たきり、吐き気の繰り返し、呼吸補助装置の世話になることになりました。こんな困難があっても、自分の命を失いたいぐらい絶望の底から立ち上がりましたね。自分の存在を続けていくことを努力し、病気と闘ってきましたね。

 

私は普通に歩けるし、普通に食べられるし、本当にラッキーです。しかし、私には、岩崎さんの辛さのほんの一部分を感じることができます。子供の時から病気と闘っていた2歳下の弟の姿に見ることが出来るからです。弟は生まれながらにして普通に歩けませんし、自分では食べられませんし、話せません。しかも、母のお乳を飲むこともできませんでした。

 

今年弟は18歳です。弟にしてみれば、自分で何一つできない18年間です。弟の飲食、衛生面のことは全部母が世話をします。弟は何もできませんので、毎日たくさんの薬を飲ませないといけないんです。その食後の薬を飲むことをみていて、私はとても苦しいです。弟は本当にかわいそうで、自分が痛いのかもわかりません。ほんとに世の中の全部の不幸は弟にあるではないかと感じました。食事中に突然来るけいれんのせいで、弟は食べられなくなります。その癲癇(てんかん)と痙攣のおかげで弟の睡眠が、満足に終わることありません。痙攣の後、足と手は固く縮み、呼吸もできにくくなります。その姿を見ていると、私の心はとても痛みます。

 

弟のことを見ている親の辛さは言葉で表せません。親はもう若くありません。白髪もあります。親が一生楽しく過ごせて、お金の心配の必要もなくて、体力を絞って働く必要もなくて、私たち兄弟のことを心配する必要なくなればいいなと、考えてしまします。私たち二人は充分に生きたいと願っています。弟のヒエウ(Hieu)君が痙攣に痛みつけられないように、と私は願っています。

 

今回の手紙はここまでにします。皆さんのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

 

来年(2017年)821日にぜひ皆さんにお会いしたいです。

グアンガイ、2016年1017

ファム・ティ・ミーハイン(Phm Th M Hnh

      

++++

         

【北村からのお返事】

 

お手紙をありがとうございました。

弟さんのヒエウ君のことを正直に書いてくださり、ありがとうございました。ご両親は、ほんとうにすごい闘いを毎日なさっていらっしゃいますね。愛情が無ければ、できませんね。ほんとうに、尊敬します。

痙攣、癲癇は、毎日数回起きるでしょう。そして、1回痙攣が起きると30分くらい続くでしょう。ヒエウ君もご両親も、本当にエネルギーを消耗しますね。そういうお宅を何回も訪問させていただいて、すぐに落ち着く薬がないものかと科学の力不足を恨みます。一番苦しいのは、ご本人ですが、少しでも楽をさせようと、すこしでも、癲癇が早く終わることを願いつつ、両手に抱きしめるご両親も大変なのですよね。

痙攣・癲癇が起きている間は、何もできません。膝の上に抱いて、収まるのを待つしかないなんて、本当に辛いことです。

 

お手紙には、弟を思う優しさ、両親気遣う気持ちが、痛いほど感じられます。

 

私たちにまで、感心して下さってありがとうございました。あの日は、病人が出て、到着時間が遅れました。すいませんでした。休まずに贈呈式に入ったのは当然のことです。

 

手紙の翻訳:Nguyễn Thị Thùy Linhさん

 

写真提供:生田目学文教授(東北福祉大学)  

 

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