〜愛のベトナム支援隊〜 Love and Support Vietnam

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# 16蓮の花奨学生からの報告25 前期クアンガイ省編9・完

今回で、クアンガイ省は最後になります。また、岩崎 航さんのことを書いてくれました。ま、読んでみてください。ミー・ハインさんです。

      

愛のベトナム支援隊の皆様へ

今日は、また皆さんに手紙を書くことができまして嬉しいです。皆さんはお元気ですか。私と家族は元気です。今年私は大学3年生になりました。大学の道は半分過ぎました。過ごした年月を振り見ると、自分はラッキーだと思います。皆さんから支援をいただき励ましていただきましたから。そして、クアンガイのVAVAからの援助もあります。

 

また、この手紙を通して、小林健人様にお礼の気持ちを申し上げたいんです。皆さんから奨学金を頂戴し、本当に有り難うございました。皆さんのお気持ちを絶対忘れない、と自分に誓いました。そして、遠い距離を飛んできて下さった岩田和子さんと日本中の学生さん、ありがとうございました。学生さんのお気持ちに感激します。学生の皆さんにも幸せになりますように祈り申し上げます。

 

時間はほんとに誰も待ってくれないんですね。初めて大学に入った時をよく覚えます。あっという間に3年生です。私は臆病で人と話すのは苦手です。ですから学校では友達が少ないです。そして人の前で話すことも怖かったです。しかし今は少し成長しました。自分がだんだん成長できてうれしいです。友達と話せるようになりました(笑)。人の前で発表する時は、練習します。まだ上手ではないんですが、もっと頑張りたいと思います。

 

この間の821日に、皆さんのお気持ちにも感激しました。長い距離をいらして下さったので、休まずに、すぐに会場に入りました。そして、皆さんと学生さんは私たちに奨学金を渡してくださいました。本当にありがとうございました。言葉で表せないほど皆さんのご支援は素晴らしい意義を思っています。 

 

今年は岩崎 航さんから詩をいただいて、もっと特別な気持ちになりました。

「クラスでいちばん

足の速かった君と

足の鈍(のろ)かった僕とが

仲良しであった

友情のおもしろさ」

 

そして、支援隊の激励の言葉も感謝します。「お互いの相違点を分かり合うことに基づく友好は大事です」。

 

ひまわりは太陽の花で、「誠と希望」のシンボルですね。いつも明るい明日を目指しています。

 

岩崎渉さんの詩を読んでから、岩崎さんのエネルギーに感激しました。岩崎さんは私たちが見習うべき人です。自分はまだ幸運な人だと思います。もし私が岩崎さんの立場になれば、乗り越えられたかわかりません。本当に素晴らしい方で、次の世代の人も見習うべきです。

 

人には、自分の足で立ちたい。歩きたい、走りたい、箸で食べたい、自分の口から食べたいなどの素朴な夢があります。しかも、清々しい空気で呼吸したいですね。健常者にとっては、以上の事は非常に簡単なことですが、岩崎 航さんにはあまりにも難しいことです。普通に歩けないし、十分食べられないし、しかも寝たきり、吐き気の繰り返し、呼吸補助装置の世話になることになりました。こんな困難があっても、自分の命を失いたいぐらい絶望の底から立ち上がりましたね。自分の存在を続けていくことを努力し、病気と闘ってきましたね。

 

私は普通に歩けるし、普通に食べられるし、本当にラッキーです。しかし、私には、岩崎さんの辛さのほんの一部分を感じることができます。子供の時から病気と闘っていた2歳下の弟の姿に見ることが出来るからです。弟は生まれながらにして普通に歩けませんし、自分では食べられませんし、話せません。しかも、母のお乳を飲むこともできませんでした。

 

今年弟は18歳です。弟にしてみれば、自分で何一つできない18年間です。弟の飲食、衛生面のことは全部母が世話をします。弟は何もできませんので、毎日たくさんの薬を飲ませないといけないんです。その食後の薬を飲むことをみていて、私はとても苦しいです。弟は本当にかわいそうで、自分が痛いのかもわかりません。ほんとに世の中の全部の不幸は弟にあるではないかと感じました。食事中に突然来るけいれんのせいで、弟は食べられなくなります。その癲癇(てんかん)と痙攣のおかげで弟の睡眠が、満足に終わることありません。痙攣の後、足と手は固く縮み、呼吸もできにくくなります。その姿を見ていると、私の心はとても痛みます。

 

弟のことを見ている親の辛さは言葉で表せません。親はもう若くありません。白髪もあります。親が一生楽しく過ごせて、お金の心配の必要もなくて、体力を絞って働く必要もなくて、私たち兄弟のことを心配する必要なくなればいいなと、考えてしまします。私たち二人は充分に生きたいと願っています。弟のヒエウ(Hieu)君が痙攣に痛みつけられないように、と私は願っています。

 

今回の手紙はここまでにします。皆さんのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

 

来年(2017年)821日にぜひ皆さんにお会いしたいです。

グアンガイ、2016年1017

ファム・ティ・ミーハイン(Phm Th M Hnh

      

++++

         

【北村からのお返事】

 

お手紙をありがとうございました。

弟さんのヒエウ君のことを正直に書いてくださり、ありがとうございました。ご両親は、ほんとうにすごい闘いを毎日なさっていらっしゃいますね。愛情が無ければ、できませんね。ほんとうに、尊敬します。

痙攣、癲癇は、毎日数回起きるでしょう。そして、1回痙攣が起きると30分くらい続くでしょう。ヒエウ君もご両親も、本当にエネルギーを消耗しますね。そういうお宅を何回も訪問させていただいて、すぐに落ち着く薬がないものかと科学の力不足を恨みます。一番苦しいのは、ご本人ですが、少しでも楽をさせようと、すこしでも、癲癇が早く終わることを願いつつ、両手に抱きしめるご両親も大変なのですよね。

痙攣・癲癇が起きている間は、何もできません。膝の上に抱いて、収まるのを待つしかないなんて、本当に辛いことです。

 

お手紙には、弟を思う優しさ、両親気遣う気持ちが、痛いほど感じられます。

 

私たちにまで、感心して下さってありがとうございました。あの日は、病人が出て、到着時間が遅れました。すいませんでした。休まずに贈呈式に入ったのは当然のことです。

 

手紙の翻訳:Nguyễn Thị Thùy Linhさん

 

写真提供:生田目学文教授(東北福祉大学)  

 

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| comments(0) | - | 14:15 | category: 愛のベトナム支援隊ツアー |
# 16蓮の花奨学生からの報告24 前期クアンガイ省編8

今日はクアンガイ省の蓮の花奨学生最後から二人目のトゥー・タオさんです。タオさんは、短大に入るも、お母さんの病気で、家庭経済が抜き差しならなくなり、自ら短大をやめて、地元の工場に就職しました。お父さんは、足に障害があり、なかなか給料のいい職に就くことはできません。

行政がもっと支援する必要があると思いますが、短大卒までは支援しようと決意し、いま支援しています。

        

        この写真は2015年撮影です。

こんにちは!

最初は皆さんのご健康とご多幸をお祈り申しあげます。今年(2016年)は皆さんにお会いできなくて、とても残念でした。就職すれば、職場の規則に従わなければなりません。時間が調整できませんでした。皆さんにはご理解をお願いします。今の仕事は忙しいです。

 

前回の手紙は仕事の都合で、グアンガイVAVAを通じないで、直接に送りましたが、届かなかったですか?たぶん私のせいで、待っている他の友達の手紙の発送が、遅れることになりそうです。本当に申し訳ございません。次回は仕事を調整して、時間をおいて、締め切りの前に、手紙を送ります。

 

私は元気にしています。親と妹も元気ですね。時々、病気が出てくることだけです。この間、私の妹も、大きくなったなと感じましたか? 皆さんは私の妹を可愛がってくれましたね。妹はずっと奨学金贈呈式について話していました。とても楽しかったと言いました。

        

いろいろなプレゼントを贈って下さり、大変ありがとうございました。大事にします。

 

私の仕事ですが、勤務時間と収入は安定しています。ただ時々大変です。ですが、それは乗り越えられます。前に進まなければなりませんね。ベトナムの天気は台風の季節を迎えました。そしてちょっと寒くなりますが、日本の寒さとは根本的に違うでしょう。お体にお気をつけてください。

 

お仕事は順調に進めていますか。いろいろ場所や国を訪問するので、困っている人をたくさん助けることができますね。皆さんがなさっていることに、意義をみいだされているでしょう。ぜひ皆さんはずっと若いままでいてほしいです。歳をとらないでください。より楽しく過ごしてください。皆さんの国は発展国ですから、次にお会いできる日に、日本の話を聞かせてください。それは、私たちに対して役に立つはずです。

 

私は毎日出勤します。夜に出勤する日もあります。妹は毎日勉強しています。母は妹の面倒を見ながら家事をしています。父は天気に関係なく、早い朝から深夜まで働いています。私は、以前より自分は役立っているのではなないか考えるようになりました。親にも妹にも手伝ってあげます。ですから、今の生活はとても幸せで、楽しいです。

 

しかも、皆さんから支援をいただいていますので、もっと楽しく過ごしたいです。私と家族から皆さんに深く感謝の気持ちをお伝えします。

 

手紙はここまでにします。皆さんとご家族のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。さようなら。またお会いしましょう。

 

ファム・ティ・トゥー・タオ(Phm Th Thu Tho

      

++++

      

【北村からのお返事】

 

お手紙ありがとう。

元気でいる様子がわかります。

職場にもなれて、夜勤もこなしていることもわかりました。短大を退学しなければ、今年卒業の年でしょう。わずか三か月も在籍しませんでしたが、今度は職場で大事な人になって下さい。そうなることをご両親も、ニューちゃんもきっとみていますよ。時は、誰人にも平等に流れていきます。だが、どのような時を刻むかは、その人の「心」で決まっていきます。あなたの「行動」で決まっていきます。

 

奨学金贈呈の会場には、御両親と妹さんの三人で来てくれました。ありがとうございました。お母さんのフオンさん。お父さんのフオンさん。次女のニューちゃんがきてくれましたよ。

 

しばらくは大変な時期が続くもしれませんが、ご両親・妹さんと仲良く過ごしてください。一家の和は、タオさんにかかっています。奨学金を下さった宮尾さんにも御報告しておきます。

 

タオさんの奨学金証書に載せた岩崎航さんの詩をもう一度、書いておきます。

突き抜けた青空が

あることを

教えてくれる

母が

いる

 

雨が降っても、その雲の上は青空です。そして、常に太陽は輝いています。意味の深い詩です。

 

お元気で。

 

手紙の翻訳:Nguyễn Thị Thùy Linhさん

 

写真提供:生田目学文教授(東北福祉大学)  

 

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| comments(0) | - | 08:55 | category: 愛のベトナム支援隊ツアー |
# 16蓮の花奨学生からの報告23 前期クアンガイ省編7

今日はクアンガイ省7人目のマン・チエウさんです。姉妹・弟と3人で勉強を頑張っています。

     

EHARA HIROKOさま 愛のベトナム支援隊の皆様へ
 

時間が経つのは早いんですね。この間の8月に、皆さんにお会いしたばかりですが、もう3ヶ月を立ちました。皆さんのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

 

皆さんは日本という遠い国から、わざわざベトナムに来てくださり、困難がある家族と私を助けてくれました。ほんとにありがとうございました。

 

今月、ベトナムでは雨が多く、寒いですよ。 洪水が出ているところも多いです。クアンビン(北村註:クアンチ省の北隣りの省)やハティン(北村註:前出のクアンビン省のさらに北隣りの省)などです。そこではたくさんの家が洪水に沈んで、たくさんの家族が困っていました。しかも、短い時間にたくさんの洪水に見舞われました。その被害に対して、全国のベトナム人は力を合わせて、洪水で困った人を助ける運動を始めました。私の学校も参加しました。全員の教師は一日の給料と、学生は朝食一食分を節約して、困っている人の悲しみを分かち合います。ですから、その困った人は、今はもうなんとか大丈夫になり、仕事も始められるようになりました。

 

もちろん全国の同胞の暖かい気持ちのおかげもありますが、一番大事なのは岩崎さんのように、災害から立ち上がろうという被害者の意気ごみとエネルギーでしょう。岩崎さんの詩を読んだので、岩崎さんのエネルギーには感激しました。

 

3歳の時に病気になって、17歳の時に、何回も死にたいと考えたそうですが、今までそうしなかったですね。病気が段々悪くなり、命は機械に支えられて、自分の夢全てを失うことになりました。しかし、それでも、子供の時、まだ障害者ではなかった時に戻ろうとは考えませんでしたね。なぜかというと、今の生活のおかげで、障害者にならなければ、自分がこんなに成長ができなかったはず・・と考えるようになったということです。それは、この世界に生きることが、楽しいこと、幸せなことだと考えられるようになったからです。すごいことです。ですから、生きている証しの旗を、岩崎さんは風になびかせているんですね。旗をなびかせるために、その風を起こしながら・・・・・・。

 

体の中に治せない病気をもっていても、こんなエネルギーを蓄えていることに、私はとても感激しました。太陽の日差しを受けたひまわりに似ていますね。そのひまわりはいつも太陽のほうに向かっていて、いつも輝いています。この確信は大きな意義を持っていると思います。世の中には、不治の病気にかかっている人がたくさんいます。でも、生きるという希望の一つの光を見つけたら、生きつづけてほしいです。「この命、体は母からもらったので、それを奪う権利を持っている人は誰もいない」と思っています。生き続ける以上、社会の役にたつように生きよう・・・この主張はすばらしいです。

 

私も家族にも変わった事はありません。母は毎日働いています。父は家で治療を受けています。妹は今年高校3年生ですからそろそろ大学の受験にかかります。弟は前学期は良い成績でした。また、省レベルの優秀学生物理コンテストで第4位に入賞しました。我が家の雨漏りするところも直してもらいました。また、 町から勉学の奨励金を頂きました。

 

最後に、私についてです。大学の生活にも慣れてきました。体育館の施設ある1つのキャンパスは中学校に譲りましたから。大学は今2つのキャンパスしかありません。

 

今回の手紙はここにします。皆さんのご健康とご多幸を祈り申し上げます。また皆さんにお会いしたいです。

 

ホアン・グエン・マン・チエウ(Hoàng Nguyn Mn Chiêu)

    

++++

        

【北村からの御返事】

 

お手紙ありがとう。

弟さんも、物理のコンテストで入賞。マン・チエウさんも、勉学奨励金をもらって、がんばっている・・・お母さんも毎日働いて、二人の弟妹も頑張っていますね。うれしいです。3人の子どもは、ご両親の誇りでしょう。

おかあさんの笑顔を思い出します。血圧に気を付けるように、お辰え下さい。

 

マン・チエウさんの奨学金証書に書いた岩崎 航さんの詩は意味の深いものです。もういちど、ここに書きます。

 

くるしみの涙が

感謝の涙に

再起の力に

変わっていった

あなたが いるから

 

来る日も来る日もお母さんが働くのは、何のため? 三人の子どもを世に出すためです、立派な社会人として。自分ができなかったことを三人の子どもにたくしているのです。

あの明るい表情に、すばらしいエネルギーがこもっています。大事にしてあげてください。期待に応えてください。

 

岩崎さんの詩について書いてくださり、ありがとうございました。

言葉に託された岩崎さんのメッセージ。文字は、他人を励まし、文字は人を救っていきます。その大きな、仕事を岩崎さんはされていると思います。

毎日働くお母さんの背中から発信されているメッセージを、マン・チエウさんはお姉さんとしてしっかり読み取っていってください。

 

雨漏りもしなくなって、安心して寝られるようになりましたね。ロン会長に感謝しましょう。

 

江原さんにも、御報告しておきます。

 

また、次の手紙を待っています。

 

手紙の翻訳:Nguyễn Thị Thùy Linhさん

 

写真提供:生田目学文教授(東北福祉大学)  

 

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| comments(0) | - | 10:58 | category: 愛のベトナム支援隊ツアー |
# 16蓮の花奨学生からの報告22 前期クアンガイ省編6

今日は、目の覚めるようなお手紙をご紹介します。同じ方から、二通の手紙を戴きました。一通は、愛のベトナム支援隊と櫻田基金あてに。もう一通は、詩を贈って下さった岩崎 航さん宛てです。その人は、ファン・ティ・タイン・トゥイさんです。

読みごたえのあるお手紙です。

     

     2015年撮影の写真です。

 

愛のベトナム支援隊の皆さん 櫻田基金さま HAYAKAWA YURI様

 

まず、静岡県の愛のベトナム支援隊の皆さんのご健康をお祈り申し上げます。今回の手紙を書くことが遅れて、申し訳ご座いません。そして、いつも暖かい支援をくださり、本当にありがとう御座います。皆さんの支援のおかげで、私と同じような境遇の友達も頑張る原動力が出ると思います。
 

11月に入ったら、台風の季節が来ます。ですから、生活や生活費を稼ぐことはもっと大変になります。私は新大学生で気分は楽しいですが、家族の経済のことは心配しています。

     

ダ・ナン市に出て、ダナン経済大学に入学しました。家族と離れて、一人で新しい生活、新しい環境を始めました。宿泊先を探すことをはじめ、日常商品や教材など買うことまでです。学費などを納入してから、毎月の生活費、家賃、電気代、水道代、ガソリン代、駐輪代、食品などの心配をしなければなりません。もう大学生ですから、お金のことを気にしないわけにはいきません。毎月、私の家族は頑張って貯金して、私にお金を送ってくれます。時々、お金が足りませんが、私は家族に言う訳にはいきません。私の家族は他の人のように裕福な家族ではありませんから。

 

「大学生とインスタントラーメンは親友なんだよ」とよく言われます。確かに、インスタントラーメンを食べる回数はご飯をたべる回数より多いですから、その通りかもしれません。ちょっと冗談見たいな話しいですね。私はあまり買い物をすることもなく、おしゃれをしないで、節約に頑張っています。ですから、毎月、家族から200万ドンから250万ドンを送ってもらっています。少ないのですが、私の家族はそれ以上送ることができません。

 

手紙の初めに家族の経済的な困難を書いてしまって、皆さんに心配させてしまいましたね。新しい生活について言うべきですね。ようやく大学に合格できて、経済法律という専攻にも入ることができました。私は弁護士みたいように話すことができませんが、私の性格は平穏で、決断能力があり、特に人と議論することが大好きです。私の友達は、私が弁護士になったら、私に勝つ人はいないだろうと冗談めかして言いました。

 

友達は買いかぶりすぎだと思います。私は普通の人ですから。ただ、この専攻が好きですから、進んで行きたいです。大学で、たくさんの新しい友達ができました。そして、私の友達は皆優秀な学生です。この専攻に入るために、良い成績ではないといけませんから、遊び半分で入試を受けても合格しないはずです。本当の能力が必要です。しかし、法科の学生はつまらない人ではありません。皆さんは活動的で、熱心で、優しい人です。本ばっかり読んでいたり、年寄りの考え方などをもつイメージとは全然違います。その法科の一人のメンバーになりまして、私は嬉しく、誇りに思います。ここには良い友達、親切な先輩がいますから、必ず楽しい大学生の生活を送ることができると思います。
 

ダナンは今の時期の天気は本当に怖いです。石のような激しい雨が降り、人を吹き飛ばすように風も強いです。台風も多いですから、ダナンだけではなく、ベトナム中部では事前災害の被害者の人数は少なくないです。自分の故郷はたくさんの被害があって、悲しいです。今願いが叶ってほしいことを言いますと、自然の天候の被害が少なくなってほしいことです。
 

そろそろ中間テストですから、皆さんに手紙を送ることが遅くなります。ご理解ください。手紙も長くなりますから、ここにします。皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。皆さんのご期待に値するように、頑張ることをお約束します。本当にありがとう御座いました。

 

ダナン、2016年11月1日

ファン・ティ・タイン・トゥイ(Phan Thị Thanh Thuỷ)

    

二通目です。

 

 岩崎 航様、

岩崎さんの詩を読んで感動しましたので、同感の気持ちと敬慕の気持ちでいっぱいで、ぜひお手紙を書きたいと思いました。私はベトナムのクアンガイ省出身のファン・ティ・タイン・トゥイ(Phan Thị Thanh Thuỷ)と申します。

岩崎さんの詩を読んで涙がでて泣き出しました。私の18歳の時には、岩崎さんの17歳の時と同じような悲観的な考え方もありました。沈滞ムードで、家の経済は苦しく、また勉強に必ず合格しないと、という圧力があった時です。

 

 

私は明るい将来を現実するために、勉強は頑張らなければならないし、家族の皆の期待が私にかかっているし・・・でした。私の家族全員が、健康家族というわけではありません。父は枯れ葉剤被害者で、片手と片足が不随になって、右半身だけが動かせます。ですから、健常者より仕事も移動することも難しいです。

 

岩崎は歩くことができないとわかりましたので、父のほうがラッキーですね。しかし、私にとって父はアイドルです。父を見習いたいです。父は身体的に不自由ですが、頭の回転が早いです。父のおかげで、私は今のように成長ができました。私はそういう父をもっていますから気の毒な・・よく思われますが、父のことが自慢ですし、父を尊敬しています。父は身体的に不幸ですが、人に頼ったりはしません。障害者ということで、何が悪いんですか? 障害者は廃人ではありません。

 

障害者は社会に迷惑をかけていません、邪魔者ではないんです。社会からの支援をうけていますが、それは人生の部分にすぎないんです。自立することが大事です。私は普通の人間だと思っていましたが、愚かで、悲観的な生き方をしていました。

 

もし私の家族に1人がいなくなければ、家族の負担も軽くなると思って、私は死にたいと思いました。私はほんとにバカでした。私はまだ生きる、遊ぶ、勉強することができるのに、そんな悲観的な考え方をしたなんてとても恥ずかしいです。

 

大学生になりまして困難な問題も少なくないんです。しかし、もう悲観的に考えることはしません。岩崎さんからの詩をずっと忘れないようにしようと思います。悲しい時、またこの詩を読みます。私より不幸な人がいるのに、その人はいつも頑張っているよと、自分を叱咤激励したいです。私はあなたに負けませんよ。生活と勉強で頑張ります。この詩を作って下さり、本当に有り難うございました。

 

また静岡県の愛のベトナム支援隊の皆様に感謝の気持ちがいっぱいです。皆さんのご期待を裏切らないように頑張ります。心から感謝しています。私のこれからの人生にはもっと困難があると思いますが、楽観的に強く生きていきたいと思います。この社会でいい人になりますように約束します。

 

ダナン、2016年11月2日

ファン・ティ・タイン・トゥイ(Phan Thị Thanh Thuỷ) 

     

++++

 

【北村からのお返事】

 

二通の手紙をありがとうございました。

感動しました。特に、岩崎さん宛てのお手紙には、涙を禁じ得ませんでした。

大学4年間の大活躍を暗示させるお手紙です。

 

早速、岩崎 航さんにお届けするようにいたします。

クアンガイ省のロン会長にも、また、櫻田基金へも私の方から、感謝の気持ちをお伝えしておきます。

 

それにしても、実家からの仕送りの金額を拝見しましたが、お母さんが頑張っていらっしゃるんでしょう。日本円で1万2千円から1万6千円くらいです。これは大感謝しなければいけませんね。

 

そうだ! タイン・トゥイさん・・・と膝を叩いたのは、「父は身体的に不幸ですが、人に頼ったりはしません。障害者ということで、何が悪いんですか? 障害者は廃人ではありません。」の箇所です。 毎年奨学金贈呈の会場に来てくださるやはり枯れ葉剤被害者のお父さんがいらっしゃいますね。そのおとうさんも、この手紙をよめば、「同感だよと仰るでしょう。あんなに苦労して、真面目に働いている方はいません。

 

岩崎 航(わたる)さんの詩を再度載せます

楽観主義とは

現実の忌避

ではない

意思と勇気の

芯の強さだ

 

自分がいない方が家庭経済は楽になる・・という引き算ではなくて、私の使命は私が果たす・・という足し算でいきましょう。そして、そのことは、もしかすると掛け算になるかもしれなのです。

絶対あなたにはできる・・・そう信じています。

あなたのようなお嬢さんをもって、、お父さんも幸せです。立派な法律家をめざしましょう。

 

手紙の翻訳:Nguyễn Thị Thùy Linhさん

 

写真提供:生田目学文教授(東北福祉大学)  

 

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# 16蓮の花奨学生からの報告21 前期クアンガイ省編5

今日はクアンガイ省の蓮の花奨学生5人目の手紙を紹介します

チャン・バー・タオ君です。

    

静岡県の愛のベトナム支援隊の皆様、

SUZUKI SHIRO様とYUKIKO様へ

 

もう冬に入り、日本はやはりベトナムより寒いでしょう。皆さんとご家族のご健康はいかがでしょうか?

 

お久しぶりですね。皆さんお優しい笑顔を覚えています。ちなみに、静岡県には綺麗な富士山がありますね。私は一度富士山を見に行って、皆さんと富士山を発見して見たいです。その夢を現実するために、勉強を頑張らないといけませんね。

 

私は中期テストを終わったばかりですから、手紙を書くのが遅くなって、申し訳ございません。テストは、うまく行けたそうです。

 

家族についてですが、皆さんは元気です。親は歳を取り、病気も多くなっています。ですから、将来、家族と兄弟を支えるために、もっと勉強しなければなりません。

 

また、支援隊の奨学金を感謝しています。その奨学金は物理的な支援だけではなく、精神的な支援もありますから、とても助かります。ぜひ勉強を頑張ることをお約束します。

 

将来、安定した仕事を見つけて、私のような困難を抱えている人を助けるのが夢です。

 

末筆ながら、みなさんのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。皆さんにまたお会いしたいです。そして、私の手紙を返事してくださいね。さようなら!

 

チャン・バー・タオ(Trn Bá Tho

      

++++

 

【北村からのお返事】

 

お便りありがとうございました。

日本のいまは、厳冬期といいます。富士山も雪で真っ白です。

 

試験の結果が分かれば、教えてください。とにかく、勉学、友人との交友、スポーツ、家事と幅広く、楽しくやってください。

 

タオさんの奨学金に載せた岩崎 航さんの詩をもう一度、書いておきます。

岩崎 航(わたる)さんの詩を贈ります。

暮らしを楽しむ

楽しもうとする

そのこころが

とても大事だということを

知った

 

愛のベトナム支援隊の激励の言葉:教員を目指すタオさんにも、この精神は大事ですよ。

 

奨学金を受け取ったあとは、すぐ帰らないで、必ず残って下さい。一人でも欠けると、折角遠くから来て話そうとしているのに、また1年またなくてはなりません。急ぎの用がある時は、私たちの誰かに必ず声を掛けてください。

 

遠い所からきて、船に乗って帰らなければならないことを、私は、よく知っています。それでも、距離からすれば、貴兄と同じくらい遠いバトーから来ている人も残ってくれています。ミーティングをするのは、最初からきまっていることです。次回から、必ず実行してください。

 

奨学金を出して下さっている鈴木さんご夫妻に、良い成績の報告ができるように、元気で期末試験を迎えてください。

 

手紙の翻訳:Nguyễn Thị Thùy Linhさん

 

写真提供:生田目学文教授(東北福祉大学)  

 

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# 16蓮の花奨学生からの報告20 前期クアンガイ省編4

今日は、クアンガイ省4人目のキム・サーさんです。心の葛藤も書いてありました。すばらしい手紙です。

    

ホーチミン市、2016年10月17日

蓮の花奨学金の皆様へ

 

時間が立つのが早いですね。前回の手紙はかなり前だと思えました。皆さんはお元気ですか?順調に進めていますか?

 

ベトナムではもうすぐ冬です。今は雨季です。日本のお天気はどうですかね。いい天気ですか?

 

こちらの勉強もスムーズに進んでいます。今は、私の希望の専攻が審査されています。あと1ヶ月で結果が出ます。私の希望は財政銀行です。好きな専攻に入れるか心配しています。私の学校の勉強は難しくて、学費も高いですから、私にとってなかなか強い圧力を感じます。諦めようかと思う時も少なくないです。

 

しかし、私のそばには親、家族と、友達がいまして、皆さんはいつも励ましてくれます。皆さんは私の勉強に期待します。なぜかというと、勉強ができれば、将来はいい人生を送ることができますからです。

 

そして、皆さんは、まだ実現できていないことを私がやれるということも期待しているそうです。特に、私が成功できれば、私みたい困難がある人を助けることができるからです。それらも私の目的です。

 

前学期の成績は良くなかったので、満足できませんでした。しかし、今学期の成績は上がりました。そうなると、もっと頑張ろうとやる気がおきます。

 

ご存知ですか?皆さんは私にとっての原動力です。私が勉強を頑張って、そして自分の経済を安定させて、家族に恩返しをしたいです。そうなって、皆さんが私たちを助けてくれたのと同じように、私も困っている人を助けたいです。

 

この間の8月に、日本人の画家から「ひまわり」の絵をいただきました。他の奨学生もいただきました。その絵と、その画家と、そして自分を見くらべると、一つのことが分かりました。私には困難があるといっても、目を大きく広げて他の人を見ると、私の生活はたくさんの人よりまだましです。困難があっても、この画家は風に向かってしっかり立って、素晴らしいことができます。私はこの画家を見習いたいです。絵をくださってほんとうにありがとうございました。本当にありがとうございました。
 

末筆ながら、皆さんのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。すべてのことがうまくいけるように願っています。私はまた手紙を書きますよ。

 

グエン・ティ・キム・サー(Nguyễn Thị Kim Sa)

    

+++

 

【北村からのお返事】

 

お手紙ありがとうございました。

元気で過ごしていますか?

故郷を離れて、ホーチミン市で勉強しているんですね。希望通りの専攻科目が取れることを祈っています。

 

困難にある人を助けること・・・これはともて大事なことであり、また人の道になかったことです。自分も助けてもらった・・・今度は自分の助ける番だ・・そう思うことは素晴らしいことです。

 

人は、一人で生きていけません。助け合って生きていくことは、大事です。 「人生とは自己を向上させる不断の努力です」と、世界的有名なバイオリニストが言いました。積極的人生を開いていきましょう。

 

「ひまわり」の写真と画家について書いてくれました。ありがとうございました。こんな人が頑張っているのに、私も頑張らなくちゃ・・と思ってもらえたことはよかったです。甘い心をすてて、山を登り切っていきましょう。

 

素晴らしい手紙をありがとうございました。良い成績をとってください。

 

奨学金を出して下さっている村井美由紀さんにも御報告しておきます。

お元気で。

 

手紙の翻訳:Nguyễn Thị Thùy Linhさん

 

写真提供:生田目学文教授(東北福祉大学)  

 

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# 16蓮の花奨学生からの報告19 前期クアンガイ省編3

今日の蓮の花奨学生のお手紙は、トットさんからです。

    

フエ、20161017

 

SAKURADA KIKIN様、IWATA YOSHIKO様 愛のベトナム支援隊の皆様

私はグエン・ティ・ホン・トットです。今、クアンガイに住んでいます。フエ大学に配属する農林大学の学生です。

 

まず、皆さんのご健康をお祈り申し上げます。皆さんのお仕事は順調に進んでいますか?

 

時間が経つのは本当に早いですね。今日はまた、机に座り、皆さんに送る手紙を書いています。毎年の10月と3月は私にとっと忘れない時間のマークです。どこにいても、何をしても、必ず皆さんと約束した締切を守ります。実は、先日交通事故に遭いました。おかげさまで命に関係するほどの危険はありませんでした。ですが、健康に影響がありますから、今日まで手紙を書くことができなく、ご理解ください。

 

家族ですが、親と皆は元気です。

母は年寄りで、普通なら何もせずに、子供から親孝行をもらうだけですが、母は家族のために、まだ働いています。暑い夏の昼におぜんざいを一杯一杯ずつ売っているんです。こんな苦労している母を見ると、母を大事にしなければと思います。今、私の故郷では台風の季節で、母の商売ができません。

 

父も年寄りで、健康は不安定です。ある時元気ですが、ある時、元気ではなく、寝たっきりで、食欲もなくなってしまいます。しかし、父は、私にその不健康を隠しています。私が実家に帰ったら、父はいつも元気だよといい、私に心配させません。

 

大学の勉強は変わることがありません。勉強とともに、サクラにも参加しています。サクラでは色々なことを勉強できまして、友達にも交流できます。また、空手道という武術のクラブも参加します。強さと柔軟さを練習できますから、面白いです。また、空手道は忍耐や持久力も求めています。

 

持久力といえば、印象に強く残っている岩崎さんの詩を思い出しました。その詩は私の奨学金証明書にある詩です。

「遅れたって、気にせずまた出発しよう

いいじゃないか。また、出発すれば

誰でもいいんだよ

いつからだっていいんだよ

また出発することは、大賛成さ。」

 

一回失敗しても諦めないで、忍耐をしてまたやり直しましょう。自分自身を信じて、いいことと信じたら、何でも挑戦できると思います。

また、岩崎さんの人生を知ったら、岩崎さんのことをもっと感激します。素晴らしいです。意思の強い方ですね。見習わなくてはいけません。すばらしい勝利とは、他人に勝つことではなく、自分に勝つことでしょう。

 

今回の手紙はここまでします。そのあと、勉強しますから。以上は皆さんに呟きたいことでした。

 

末筆ながら、IWATA YOSHIKOさんとSakurada財団の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

 

越日の友好関係がますます発展しますように願っています。SAKURAHADA財団がますます発展して、私と同じ困難がある学生さんに助けてあげてください。

 

グエン・ティ・ホン・トット(NGUYN TH HNG TT)

    

++++

 

【北村からのお返事】

 

お便りありがとうございました。

交通事故・・・いの地に関係なくてよかったです。ご両親もそう思ったことでしょう。

自転車にしても、バイクにしても、もちろん車も、スピードが速くなってきましたので、毎日気をつけましょうね。

 

いま、あなたの顔を思い浮かべながら、いろいろなことを想っています。

 

フエの大学に入って二年目になりますね。確か農業大学だったと思いますが、「土に親しむ人は信用ができる」と、かつてオーストラリアに住んでいたベトナム人の農学博士から聞きました。その方は、東京大学農学部で博士号をとりましたが、ちょうどその時ベトナム戦争が激しいころで、ベトナムに戻りませんでした。

 そこで、同じ農業国であるオーストラリアに、両親の勧めできたのです。日本で習った農業を取り入れて、ニュー・サウズ・ウェールズ州の農業試験研究所で真面目に勤務していました。

 でも、国が安定してから故国にお帰りになりました。素晴らしいべトナム人でした。いまでも、尊敬しています。お亡くなりになっていないことを願っています。

 

お母さんのすばらしいお話しをありがとうございました。家のために、子どものために・・・もくもくと働くお母さんのことをしって、私がトットさんに感じていた優しさが分かったように思います。お母さんは、チェーを売っていらっしゃるんですね。夏のツアーの時に、皆で行って、一杯ずつ食べてみたいです。きっとおいしいことでしょう。

去年の夏、クアンガイに行く前の日に、ダナンで「チェー」を皆で食べました。残した人はいませんでした。昔からあるもので、お母さんはおぜんざいを作るのが得意なんですね。

 

岩崎航さんの詩についても書いてくれてありがとうございました。

とっても、うれしく思います。自分感じたことを、率直に述べてくださり、正確に詩を読み取ってくれました。感謝しています。

何事にも挑戦すること。いつ?が大事ではなくて、実行することが大事だと分かってくれたことに、敬意を表します。

 

夏までの後半年・・・猛勉強してください。

お元気で。

 

手紙の翻訳:Nguyễn Thị Thùy Linhさん

 

写真提供:生田目学文教授(東北福祉大学)  

 

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| comments(0) | - | 08:45 | category: 愛のベトナム支援隊ツアー |
# 16蓮の花奨学生からの報告18 前期クアンガイ省編2

今日は、クアンガイ省の蓮の花奨学生2人目です。キム・フックさんです。

    

愛のベトナム支援隊の皆様

最初に、皆さんのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
 

毎年、桜、富士山のある有名で遠い所から、同志としてベトナムに来て下さり、本当にありがとうございます。皆さんのお気持ちに頭が下がります。世界地図の中でみますと、ベトナムと日本は遠く離れていますが、私たちの友好関係に差し支える物はありませんね。

 

毎年、会いにきてくださり、ほんのわずか二〜三時間だけですが、私たちの心を温めてくださいます。蓮の花奨学金に非常に感謝致します。これは光栄の奨学金ですから、私はその奨学金に値するように、頑張っています。

 

また、岩崎渉さんの詩と支援隊の激励言葉もありがとうございました。私は力をもらったように感じました。心にある残り火は絶対消えない・・・ということですね。

 

私は新学期に入り、2年生になりました。新学期が始まる・・・ということは新しい困難も始まるということです。しかし、困難な中に、将来の新しい願望が現れるかもしれませんね。いますぐ頑張っていけば、将来の道は広くなるでしょう。

 

今年、私は薬学の専攻を始めました。たくさんの薬の種類とそれらの機能について勉強することができました。それらを全部頭の中に入れるのに、長い時間勉強することが必要ですが、頑張ります。

 

ただ、私に対して、一番大きな障害は英語です。恥かしくて、自分の発音に自信がありません。ある時、英語を諦めようと思った時があります。本当に馬鹿なことですね。ですが、英語は大事なコミュニケーションの手段であることに気づきました。ですから、自分は諦めてはいけないのだと悟りました。自ら頑張って、自身の英語能力をあげていきたいです。いま、英語に翻訳できるようになりました。まだ発音できない英語がありますが、もっと頑張りたいと思います。将来、私は英語が話せるようになると信じています。

 

また、ひまわりの写真もありがとうございました。本当に綺麗な絵ですね。ひまわりはいつも太陽の方に向かっています。岩崎さんはいつも「生きる」の方に向かっています。本当に岩崎さんの強い希望に感激します。渇望にも似たその希望のおかげで、病気と闘うことができます。岩崎さんはある時、全てのことが簡単にできるようになりますように・・・・。自殺を思いついたようですが、岩崎さんの心に渇望・希望がうまれてきましたね。ですから、現在も、生きて活躍されていますね。失望した時、人は、負けずに新しい願望を見つけることができればいいです。そうなれば、「現在」が困難の中にあってもあせりません。
 

末筆しながら、皆さんのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。私はもっと勉強を頑張ることを約束します。

 

グアンガイ、2016年10月20

Đoàn Th Kim Phước

    

++++

 

【北村からのお返事】

 

お手紙ありがとうございました。

キム・フックさんの奨学金証書に、こう書きました。

 

岩崎 航(わたる)さんの詩を贈ります。

誰もがある

いのちの奥底の

燠火(おきび)は吹き消せない

消えたと思うのは

こころの 錯覚

 

愛のベトナム支援隊の激励の言葉:燠火(おきび)とは、薪(まき)が燃えたあとの赤くなった火のこと。一度燃えた心の燠火もそう簡単に消えないんです。だから諦めるのはやめましょう!

 

諦めかけていた英語を捨てずによかったと思います。捨てるのは簡単です。しかし、苦労しながら学んだ科目だからこそ、愛着もわき、いやむしろそれで身を立てた人も少なくありません。青春時代は、何も問題がない方が不思議です。果敢に挑戦してくれていることを文面で感じて、嬉しく思います。

 

岩崎さんの詩と絵の写真についてお考えを聞かせてくださり、嬉しく思っています。

ひまわりはいつも太陽の方に向かっています。岩崎さんはいつも「生きる」の方に向かっています。・・・これは名文です。感動しました。涙が出ました。

 

二年から施文科目が始まりますね。ほんとうに薬学の道を究めてください。

岩崎さんご兄弟と、奨学金を下さっている野崎さんに御報告しておきます。

 

力強いお手紙をありがとうございました。

 

手紙の翻訳:Nguyễn Thị Thùy Linhさん

 

写真提供:生田目学文教授(東北福祉大学)  

 

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| comments(0) | - | 10:12 | category: 愛のベトナム支援隊ツアー |
# 16蓮の花奨学生からの報告17 前期クアンガイ省編1

きょうから、クアンガイ省の蓮の花奨学生からの手紙の紹介に入ります。

最初は、グエン・ティ・カム・ヴァンさんです。大学二年生です。

    

ベトナム社会主義共和国

独立ー自由ー幸福

クアンガイ、20161024

報告の手紙
 

SAKURADA財団の皆様、

岩崎 航様、奨学金贈呈の立ち会い人IKEZAKI HINA
 

私はカム・ヴァンです。皆さんにお会いできてから、3ヶ月を立ちました。皆さんは良い週をお過ごしください( ◠‿◠ )
 

私にとって、夏休みは楽しい時期です。なぜかというと、実家に帰ることできるからです。そして、それより、皆さんにお会いできるからです。皆さんからの奨学金のおかげで、私はどうしても足りない次の学年の学費を心配することがなくなります。
 

新学期は1ヶ月前に始まりました。2年生の勉強は簡単ではありませんが、1年生の時によい成績が取れませんでしたので、いま頑張らなければなりません。

 

また、岩崎 航さんの人生の話もありがとうございました。この話のおかげで、私は自分の人生を大事にしたいと考えるようになりました、また、もっと社会に貢献したいと考えるようになりました。

 

将来どんな困難があっても、諦めないようにしようと決意しています。転んだら、そこから起き上がりたい、立ち直りたいです。「成功の道には、怠ける人の足跡がない」ということを知っているからです。岩崎さんは普通の人が持っていないエネルギーを持っている方と思います。ですから、岩崎さんの健康が良くなり、いつももっと楽観的に進んでいけるようにねがっています。

 

そろそろ2017年の新年ですね。SAKURADA財団の皆さんの御健康とご多幸をお祈り申しあげます。

私はもっと勉強で頑張りつもりです。皆さんの私に対する、そしてクアンガイ省に対するご期待に応えていきたいです。
 

ありがとうございます。

グエン・ティ・カム・ヴァン(Nguyn Th Cm Vân

    

++++

 

【北村からのお返事】

 

たくさんかいてくれてありがとうございました。カム・ヴァンさんの決意があちこちに現れています。

 

旧正月は、どういう風にすごしましたか? クアンガイ省のお正月は、ハノイなどとくらべれば、温かいお正月でしょう。

ご両親のもとで、ゆっくり過ごせましたか?

 

岩崎 航さんの詩について書いてくれてありがとうございました。

このお手紙は、航さんのお父さんを通して、航さんにお届けします。

航さんには、お兄さんがいらっしゃいます。お兄さんも同じ病気です。

 

二人は、3年ほど前の6月、大震災の被災地で、「負けじ魂で歩む兄弟展」を初めてひらきました。お兄さんの健一さんが、「生命の花」を描きました。この絵の写真を皆さんに差し上げましたね。弟の航さんが、「希望の詩」を紡ぎました。この詩の一遍を、カム・ヴァンさんの奨学金証書に書き入れました。

 

ある新聞に、こう書かれていました。

 

秋は病室から弟の健康を祈り、弟は自宅から兄の無事を祈る。 と。

 

同じ進行性筋ジストロフィーと闘う兄弟が作品を作り上げた兄弟展。被災地に住む自分たちが、被災地に住む人々に、作品を通して少しでも勇気を届けられたら・・・この強い気持ちが、兄弟展につながったのです。

 

素晴らしい社会貢献だと思いませんか?

 

大学二年生の残り半年を、さらにさらに頑張ってください。

 

手紙の翻訳:Nguyễn Thị Thùy Linhさん

 

写真提供:生田目学文教授(東北福祉大学)  

 

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| comments(0) | - | 14:17 | category: 愛のベトナム支援隊ツアー |
# 16蓮の花奨学生からの報告16 前期ダナン市編5・完

豪州の貨物列車は、いたずら書きのし放題です。誰が、どういう時に描くのでしょうか?

    

昨日のアクセスは、136でした.ありがとうございました。

 

今日は、ダナン市の枯れ葉剤被害者協会の奨学生の一番最後の人です。

ドー・ドック・クオック君です。

      

Do Duc Quoc (ドー・ドック・クオック)

感謝のお手紙

 

私はドー・ドック・クオックです。

 

この手紙を通して、助けてくださった蓮の奨学金の皆様に感謝の気持ちを申し上げます。ご援助のおかげで、私は他の友達のようにまた学校に行けることになりました。非常にうれしかったです。

 

蓮の奨学金の皆様のお気持ちをがっかりさせないように、勉強を頑張ることを約束します。

本当にありがとうございました。

 

ダナン、2016106

ドー・ドック・クオック(Do Duc Quoc

      

++++

 

【北村からの返事】

 

クオック君 お手紙ありがとうございました。元気で、過ごしていますか?

 

この手紙は、お礼の意味も大事ですが、報告書であることを忘れないで下さい。クオック君が学校でどう暮らしているのか、学校でどういう勉強しているのか、どういう成績を取っているのか・・・ご家族はどういう暮らしをしているのか・・・などを書いてください。

 

戴いた手紙では全く分かりません。私たちは、もっともっと君のことを知りたいのです。書くことはたくさんあります。頑張って書いてください。

 

もっともっと人生、積極的にいきましょう。奨学金を出して下さっている相澤さんに御報告しておきます。

 

元気で過ごしてください。

 

翻訳:Nguyễn Thị Thùy Linhさん

 

写真提供:生田目学文教授(東北福祉大学)  

 

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