〜愛のベトナム支援隊〜 Love and Support Vietnam

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# 17蓮の花奨学生からの手紙後期28完 クアンガイ省9完

今日の名言・格言・箴言

 

物事は見かけ通りとは限らない。

見かけに騙される人間は多い。

ごく少数の知恵ある者が、

巧妙に隠された真実を見抜くのだ。

 

ファイドロス(プラトン中期の対話篇の主人公のひとり)

 

今日は、クアンガイ省の蓮の花奨学生からの手紙の最後になります。最後は、グエン・ティ・キム・サーさんです。昨年は、都合が悪くてお父さんが代理で出席しました。キム・さーさんは、東京の村井美由紀さんの奨学金で勉強しています。

   

   代理で出席したサーさんのお父さん

 

 

ムライ・ミユキざん、静岡県の愛のベトナム支援隊のおじさん、おばさん、お兄さん、お姉さん達へ。

 

ムライさん、おじさん達、おばさん達、お兄さん達、お姉さん達、お元気ですか。

お手紙の最初に、何よりも、皆さんがご健康で、全てに順調の一年になります様に祈っています。

 

皆さんへお手紙を出すのは久々ですね。皆さんはお変わらないですか。私は変わらずに、いつも通り、学校に通い、その他はアルバイトです。

 

先月、連休で、家族と友人とお正月を楽しく過ごしました。ベトナムの一年で一番大きな祝日です。皆が一年中ずっと楽しみに待っていて、家族と再開できるからです。皆さんも大変なお仕事をされていると思いますが、たまにこういう時期があると、気分転換できて、良いかもしれませんね。

 

私の旧正月の時期もが終わって、学校生活に戻りました。前学期が終わって、後学期が2ヶ月前に始まりました。前学期の成績は【秀】でした。【優】が取れませんでしたが、自分が取れた成績には満足しました。

 

専攻の科目で高い点数が取れましたから、将来の自分の道に使える知識に自信が持てました。今度の二学期はまだ始まったばかりですが、専攻の科目ばかりで、難しいと感じます。

 

そうして、自習や研究の時間も多く必要です。ですが、いい結果が取れるように頑張ります。それで、家族、日本のおじさん、おばさん達、お兄さん達、お姉さん、また自分自身の期待にも応えるつもりです。

大学時代は残りたった一年ちょっとになりました。卒魚後は、私が独立して、家族に(経済的に)頼らないようにします。その日が早く来るようにと希望抱いています。

 

私の学費を作るために、親があちこちで金を借り回った日々に戻りたくありません。卒業したとしても、就活がまた壁になるでしょうが、強い決意があればなんとか自分が希望する仕事に就けると信じます。歩いている道は苦労の道ですが、家族と皆さんが側にいてくれましたので、私は最後までやってみせます。

 

手紙の終わりになりますが、皆さんがいつもお元気で、楽しいことがいっぱいで、お幸せな人生であります様に祈っています。

 

また、勉強中の方なら勉強が順調に卒業ができ、社会人ならお仕事がいつも順調にいきますように。

 

また近い内に皆さんとお会いしたいです。今までずっと側にいてくれて、皆さんありがとうございます。

Saより

Nguyen Thi Kim Sa


【北村から一言】

 

お手紙ありがとうございました。

 

1学期の成績が「秀」だったそうで、おめでとうございました。

蓮の花奨学生から、成績優秀な学生がでると、ほんとうにうれしいです。知識から知恵を生みだして、なおいっそう勉学に励んでほしいです。

 

残り一年の大学生活を充実させるには、より明確な目標を持つことです。その目標は、単に給料が良い・ということだけではなくて、自分を生かして社会に貢献出来るもの、若いベトナムの将来を担っていける気概をもてるもの・・などの社会性を帯びたものが大事です。

 

学費の金策に走り回ってくれたお父さんが、これで私の苦労は消えると言えるくらいの成績をあげて、就職してください。

 

後1年ちょっと。毎日毎日、その瞬間を全力を投じて、大事に生きていきましょう。


蓮の花奨学生からのお手紙のご紹介は、このキム・サーさんの手紙をもって、前述のようにクアンガイ省の最後になりますが、17蓮の花奨学生からのお手紙のご紹介も、最後になります。今年から2018年−19年の蓮の花奨学生となります。

 

長い間、ご覧下さり、ありがとうございました。

 

             愛のベトナム支援隊

                      Love & Support Vietnam


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| comments(0) | - | 10:03 | category: 奨学生からのお便り |
# 17蓮の花奨学生からの手紙後期27 クアンガイ省8

昨日のヘンリー王子の結婚式をテレビでご覧になった方も多いでしょう。不良少年が見事に成人して、ウィンザー城に歓喜の声が響きましたね。質素な結婚式でよかったと思います。ヘンリー王子も、ダイアナ妃に昨日の姿を見てもらいたかった  そういう気持ちが心のどこかにあったのではないでしょうか。

 

ダイアナ妃の結婚式の時には、私は数少ない日本人の中に入りまして、セント・ポール大聖堂で、結婚式で一応参列者の片隅に席ぶ座る機会に恵まれました。レンタルで有名なロンドンのモス・ブラザーズでフォーマルな衣装と山高帽を借り…お笑いだったと思います。そういうカチッとした衣装を着て、運転手付きの車ではなくて、タクシーでいったのが忘れられません。

 

蓮の花奨学生からの手紙は、クアンガイ省の学生さんの手紙を紹介していますが、クアンガイ省8人目のタイン・トゥイさんは、静岡の宮尾和宏さんと兵庫の薄木久瑠実さんの奨学金で勉強しています。

   

 

ミヤオ・カズヒロさん ウスキ・クルミさん、愛のベトナム支援隊へ

 

まず最初に、2.800.000 VNDの蓮の花奨学金を贈って下さり、心からお二人へ感謝を申し上げます。愛のベトナム支援隊の皆さんにもありがとうございます。クアンガイ省の枯れ葉剤障害者の家族へご感心や応援をしてくださって、感謝しています。有り難いです。最初から今まで、皆さんの気持ちはとても貴重で、私達は大事にしています。

 

また一年が立ちましたね。皆さんはお元気ですか。楽しんでお正月を過ごしたのでしょうか。新年(註:旧正月)ということで、皆さんへご健康、仕事のご成功、人生の幸運がめぐり来ます様に祈っています。

 

私と家族は元気です。いつもより、今年のお正月は暖かく、円満に過ごせたので、嬉しかったです。ベトナムで元旦正月(旧正月)を過ごしていますが、日本は陽暦のお正月を過ごすのでしょうか。まぁお正月ということですから、どこ国でも、同じ様に、家族と一緒に過ごすのが基本ではないでしょうか。

 

この前、2ヶ月でアルバイトをして、2.000.000 VND(約1万円)ももらいましたよ。2ヶ月の家賃である1.000.000 VNDを引いて、残りで自分のお正月用の服、母と弟に一人ずつ靴が買えました。小さなプレゼントですが、それは自分のちからで稼いたお金ですから、嬉しかったです。

 

年末に父は忙しかったです。仕立て屋の仕事ですが、ジーンズ、ズボンや服などを縫い直したりする仕事です。僅かな収入ですが、私にとって父の仕事は偉業です。父は片手ですが、スーツまで綺麗に作れる匠の仕立て屋です。これは、私の自慢です。私は、逆に裁縫が苦手です。父には、ほんのお手伝いくらいしできません。父は優れた腕をもっている上、安い仕立て料で仕事をしますので、注文してくれる人が多いのです。父が「年末ですから仕事がたくさん増えたけど、それは愛しているトゥイのために、頑張ったんだ。正月は店を開けても注文はないので送金出来ないから、今の分の金を送るからなんとでも使いなさい」と言ってくれました。

 

母の方は他の人の家事のお手伝いで、年末は掃除などの仕事の依頼が多くて、夜遅くにならないと戻らない日々が多かったです。それで、私が数日代理でやってあげました。母より仕事に慣れていませんでしたが、母の手伝いが出来て嬉しかったです。

 

ある日、母と一緒にお客さんの家へ行って、午後いっぱいお料理を手伝って、その後に三階の床拭きをしましたが、すぐ飽きてしまいました。

 

一方母は食器洗いやら、下の床拭きやら、洗濯物やら、家具拭きやらを黙々とやりました。母を尊敬しています。お手伝いの種類が多くて、結構大変ですが、私は家にいる間にしか手伝いが出来ません。父と母の仕事をみていると、一回不満を言えませんでした。逆に、自分の家族を誇りに感じています。

 

親は最近健康が昔より弱ってきました。私が早く卒業し、安定した仕事を見つけたいと自分に期待しています。それで、自分の収入で親の負担を一部分カバーしてあげたいです。一生子供のために働いてきたのですから、もうすぐ十分ではないでしょうか。

 

何時も願うことは、両親がいつも元気でいてくれて、私達とずっと楽しんで生活することです。現在私はダナンに戻って、勉強を続けています。中間テストの勉強や振り替え休日中も学校に通いましたので、この手紙を出すのが遅くなりました。この手紙を遠いところで私達のことを待っている皆さんへ書きます。

 

皆さんは安心して下さいね、私はもうハタチ、成長しましたので、遊びに夢中になることはせず、もっと頑張ることを約束します。

 

皆さんへ話したいことが沢山ありますが、手紙が長くなりました。復習もしなければならなくて、今度は許して下さいね。皆さんのご健康で、ご幸福、人生のご成功を祈っています。

 

皆さんのご都合が良い時に、旅行でもいいですから、是非クアンガイ省を尋ねて来てくださいね!

 

ダナン市、201833

クアンガイの

ファン・ティ・タイン・トゥイ(Phan Thi Thanh Thuy

 

【北村から一言】

 

お手紙ありがとうございました。

心を開いてくれて、いろいろとご家族の話を聞かせてくれたことに感謝します。

奨学金贈呈の後のわずかな時間では、なかなか一人一人のお話しを聞く時間はありません。

 

お父さんは、片手を失っていらしたことはしりませんでした。戦地でうしなわれたのでしょうか?

立派なお父さんですね。両手が揃っている人に負けない技術をもっていらっしゃんですね。すばらしいです。

 

何をするにせよ、“ひとごと”と思えば力は湧きません。“家族の生活を支えるのは自分の問題”と捉えればこそ、知恵や力が生まれ、仕立ての技術も磨き、活路も開ける・・・ということを、お父さんは証明してくれましたね。

 

そして、アルバイトで、お母さんと弟さんに靴を買ってあげて・・・喜んだお二人の顔が想像できます。育ててくれたお母さんと可愛い弟さんに笑顔をつくることは、立派な生業です。清々しい心がけです。

 

楽しかった旧正月をすごして、また次の一年、勉強で自信を磨き、目標に近づいてください。

 

今年も8月に会えますね。去年は二人で行きましたが、今年は、4人で訪問します。去年と同じ笑顔を見せてください。ああいう笑顔は、遠くから来た者には、すばらしい贈り物です。

 

           愛のベトナム支援隊

                   Love & Support Vietnam


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| comments(0) | - | 10:38 | category: 奨学生からのお便り |
# 17蓮の花奨学生からの手紙後期26 クアンガイ省7

 

きょうの名言・格言・箴言

 

「一日一生」という言葉がありますよね。私の人生も、この言葉通りに歩んできました。一瞬一瞬を、がむしゃらに生きて、努力すれば、必ず報われます。

 

 大事なのは今”です。さらに、今を変えれば、明日が変わる。未来は明日を変えることで変わるし、明日を変えれば1年後も、10年後も変えていくことができる。だからこそ、過去にとらわれるのではなく、今日をどう生きるかなんです。

 

(「ジャパネットたかた」創業者 眦通澄

―――――――――――――――――――――――――――――

 

クアンガイ省の蓮の花奨学生7人目は、クアンガイ市内に住むマン・チエウさんです。手紙を読みますと、自宅が区画整理の対象地域ととなり、引っ越しをしなくてはならないそうです。ダナンでも、蓮の花奨学生の家がその対象になり、遠くへ引っ越しました。住まいを変えるということは、とても大変なことです。通学路もおおきくかわりますし・・。マン・チエウさんは、東京の江原ヒロ子さんの奨学金で勉強しています。

   

 

クアンガイ省201835

         エハラ・ヒロコさん 静岡県の愛のベトナム支援隊の皆様へ

        

         昨年が終って、新年がやって来て、お手紙の最初に、皆さんへいつも健康で、幸せなことがいっぱい、いいことが良くくる一年になりますように・・とお祈りします。

 

昨年は皆さん元気でしたか。お仕事は順調でしたか。日本のお正月はやはりベトナムと違いますよね。最近、私は家族と楽しい正月元旦を迎えました。旧正月が近づく辺り、遠いところに住んでいる親戚、家族の皆が家に帰って来て、一緒に買い物をしたり、お掃除をしたり、とても賑やかな雰囲気でした。

 

道に出たら、車やバイクで混んでいて、飾りがいっぱいで、いろいろな種類の明かりが街をキラキラと輝かせていました。美容院も、いつもより人がたくさん入って込んでいます。

 

         正月が近づく時、私たちは

・町の行政府からお米がもらえて

・市の枯れ葉剤被害者協会からプレゼントと現金がもらえて

・石油・ガス奨学金からプレゼントと現金がもらえて

・ボランティア団体からプレゼントがもらえて

全部をあわせて、十分な正月が過ごせました。

 

         (旧暦)(12月)26日に、【送神】(*)式をするために、果物と食べ物をお盆に供えました。今年はQuang Ngaiではなく、母の地元のDa Nangで、旧正月を過ごしました。父の地元より、ここのほうが賑やかでした。お祖母さんの家で、子供、孫、親戚が集まったのですが、旧正月の元日が一番人が多くきました。

 

除夜の時に式(*)を行ってから、皆でお寺参りに行きました。朝になると、皆がまた集まって、お墓参りに行きました。その次の日に、叔母さん達の家やら、お母さんの家やらを訪ねました。

 

母の友達がアジア・パーク遊園地へ誘ってくれました。(旧暦の1月)5日にQuang Ngaiへ戻りました。残りのわずかな時間で、今度は父の親戚、お祖母さんなどの家へ訪ねて、お祝いをしました。

 

旧正月って短いですが、とても有意義な期間です。孫が、お祖母さんやお祖父さんに会えて、子供が親に会えて、遠いところに働きに出た人たちが、仕事の苦労を一時期忘れて、故郷に戻って親友に会えるからです。きっとお祖母さんやお祖父さん役の人は旧正月に一番幸せでしょう。

 

         去年、私の家族の健康はいつも通りです。父は年ですから、軽い仕事しかが出来ないので、家にずっといます。たまにお願いことがあったら、村のなかでは十分に対応出来ないので、ちょっと面倒です。

 

月収は全然安定していません。家族の生活費は全て母の収入に期待するしかありません。母は今年にもうすぐ60歳です。近所の子供の面倒を見る仕事をやっています。月給が3.000.000VNDで(約15000円)少ないですが、なんとかやっています。「寒い日には骨疾患で体がだるく、痛い」と言っていました。

 

         私の下の子(妹)は、ダナン大学付属経済大学の学生です。入学試験で高い点数を取れたので、石油・ガス奨学金から奨学金を受けられて、学費が免除になり良かったのです。大学内では、大学から生活奨励金がもらえています。ですが、学生生活はおカネがかかりますので、あの子はアルバイトをしています。

 

実家ですが、もうすぐ引っ越さなくてはなりません。国が道路を引くためです。最近貧困家族ということで家族全員が保険カードが無料でもらえました。

 

         私のことですが、勉強が順調ですが、体育は一番苦手で、成績はあまり良くないです。中学の時に、体育もう少しやばくなったら、上のクラスに昇級できなくなるかもしれない・・と言われたことがありました。体育の男の先生は優しいので、私に必要な成績にあげてくれたお陰で、ようやく合格したのです。それで、今の学績が【良】です。

 

現在私のクラスの中で女子ばかりです。皆がお互いに家族みたいな雰囲気ですので良かったです。科目の中で、聴解が一番好きです。コミュニケーションに役に立って、特に自信がついたからです。女の先生が、いつもテーマを挙げて、私達はグループに分かれて発表を行います。このやり方で、皆が自信を持つようになり、主体的に自分の意見を発揮出来ます。

 

イベントの時、ハーロウイン、ベトナム教師の日には文芸活動を行って、皆が楽しんで参加しています。

 

         手紙が長くなりました。こんなところで筆を止めさせてもらいます。皆さんがいつもお元気で幸せでいらっしゃいますように。皆さんととてもお会いしたいです。

         敬具

ホアン・グエン・マン・チエウ(Hoang Nguyen Man Chieu

 

注釈:翻訳のホーさんが書いてくれました説明は、分かりやすいです。

【送神】(*)、また送神式、旧暦1223日に行う。台所の神様を天国へ見送る。

・なんで台所の神様?台所は家族のメインの生活場所で(由来)、家族の全てのことは台所の神様がしている。

・天国:道教の天国。天国の王朝。

・天国で何を:それぞれの家族はそれぞれの台所の神様がいて、年中1日のみ、天国へ出張、住んでいる家族のこと全て、玉皇上帝へ報告し、次の年に報酬か罰かが決められる。

・同じ日に出迎える式を行う。

 

【除夜の時に式】(*):除夜になると、お菓子などを備えて、お線香をあげ、ご祖先達を誘い、一緒にお正月を過ごしませんか?という式。

・いつ:旧暦1230日の除夜

・旧暦の13日に送別式を行い、今度は肉料理などで行う。(精進料理でも可)


【北村から一言】

 

お手紙ありがとうございました。

ベトナムの社会から、いろいろな越年のための資金や物資をもらえてよかったですね。ベトナム社会も少しずつ充実してきていますね。たとえ頂いたものが少なくても、感謝することです。

 

マン・チエウさんのお宅の旧正月の過ごし方がよく分かりました。私の知らないこともずいぶんあり、楽しいお手紙でした。

 

妹さんの優秀なことは、マン・チエウさんからきいていましたが、よくわかりました。授業料免除はすばらしいですね。大学から生活支援金もでているんですね。お母さんもお喜びでしょう。

 

姉妹揃って、是非頑張り、ご両親を喜ばせてあげてください。

2018年19年度・・・自分の目標に向かって頑張りましょう。

 

           愛のベトナム支援隊

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# 17蓮の花奨学生からの手紙後期25 クアンガイ省6

今日の名言・格言・箴言

 

批判に対しては、

身を守ることも抵抗することもできない。

それをものともせずに行動しなければならない。

そうすれば批判もやむなくだんだんにそれを

認めるようになる。

 (ゲーテ)

――――――――――――――――――――――

 

今日は、クアンガイ省の蓮の花奨学生6人目のホン・トットさんです。6月に卒業を迎えます。長野県の櫻田基金の奨学金で勉強していました。

   

 

フエ市、201837

サクラダ基金の親愛なるおじさん、おばさん達、愛のベトナム支援隊の皆さん

 

         手紙のはじめに、新年おめでとうございます都、申し上げます。皆さんが健康で、お仕事が成功し、楽しいこと、良いことがたくさん来ますように祈っています。

 

         自己紹介させてもらいます。私はクアンガイ省出身で、現在フエ農林大学に学ぶグエン・ティ・ホン・トットと申します。

 

         時間が本当に経つのが早いものですね。あっという間にまた一年が経ってしましました。

 

皆さんのお正月はいかがでしたか。私は暖かくて楽しい旧正月を過ごしました。今年はいつもの正月よりもとてもよいお天気で、雨もふらず、寒くなくて、良かったのです。それで、正月を過ごす気持ちも暖かくなりました。

 

         卒業の年ですので、私はいつもよりもっと忙しくなっています。私は実践科目に集中しています。実践というのは、学校で理論を勉強するではなく、2ヶ月間のインターンでの実践が続くことです。私が行ったのはフエ市から遠く離れている牧場です。朝早く出て、夜遅く帰ってきますので、大変です。

 

この皆さんへのお手紙を深夜に書いていますよ。出すのが遅くなってごめんなさい。あっ、牧場の名前は、バック・ズオン(Bach Duongという牧場ですね。ここにた〜くさんの向日葵が植えられています。咲くのはまだですけど、咲いたらとても綺麗だと思いますよ。写真を撮って皆さんへ見せますね。

 

         皆さんは元気にお過ごしでしょうか。お仕事は順調ですか。皆さんのお仕事ってとても忙しいのですね。この前、皆さんが私達を訪ねてくださった時にいつもよりも短かったのです。短かったですが、私はこれでも嬉しかったです。お会いできる時間を大事にして会場に来ました。何よりも皆さんが私のことを覚えてくださっているだけで、満足です。私達という意味は私達だけではなく、ベトナム全体の皆のことですよ。私たち皆は、皆さんの温かい感情を頂いていますから。

 

         私と私の家族は元気です。両親は変わらずです。まぁ変わらないといっても、年が年ですから、ちょっと力が少し弱ってきた気がしますよ。子供としては、望ましくないことですよね。

 

昨年、お姉さんが結婚しました。その準備に、両親が一々心を使っていてお姉さんの面倒を見てあげたのです。その様子を見たら、親のことをもっともっと愛していて、親の気持ちをもっと大事にしなければと思うようになりました。今、私が一番望ましいことは、「親がずっと元気で、子供が成功した姿を見てくれて、また子どもの恩返しが受けられるように待っていてくれること」です。そのことが現実になりつつあることを考えると、私にはまだまだ努力が足りないので、もっと頑張ります。

 

         勉強ですが、この前の学期で、望んた目的を達成出来なくて、成績が良くなかったので、少しい寂しいです。頑張っていたのに、届かなかったのです。時々自分を責めたりします。「最後まで頑張れなかった」と。こんなことをお話ししたら、おじさん達が悲しいかと思います。また、皆さんの期待を外してしまいました。でも、今回の学期で取り戻すことを決心しました。今度は軽率なことはしないと。

 

よく冗談の話しをします。「人間にはお医者さんはもちろんいて、動物にもお医者さんがいて、そうして、植物の医者は私達です」って。面白いですしょう。

 

ところで、社会はとても発達して、インターネットさえあれば、Gメールでメールが送られちゃいますよね。こういう便利な時代に、手紙を大事にしない人が多いですよね。私にとって、自分の手で書いたものが誰かに読んでもらえるのは、面白く、たまらなくうれしいのです。普段の生活は忙しくて、夜になると、心を開けて、こういう表現を文字にして手紙に書くのはストレスの解除が出来ます。(字は下手ですけど、書けば書くほど綺麗になるもんですね)。特にこういう内容が、私が住んでいる国から遠い国へ送られて、そこで尊敬している人が読んでくださることだけで、嬉しいです。私みたいに、こういうことを楽しんでいる人は世の中には少ないでしょう。この体験を得られて、本当に有りたく感じています。

 

手紙が長くなって、もう遅いですので、これで筆を止めさせてもらいます。私に人生の確信を取り戻させてくださったサクラダ基金の親愛なるおじさん、おばさん達、愛のベトナム支援隊の皆さんへ心よりの感謝を申し上げます。越日の友好関係が永遠に、ますます深くなりますように。

グエン・ティ・ホン・トット(Nguyen Thi Hong Tot

 

【北村から一言】

 

お手紙ありがとうございました。

 

卒業間近で、勉強もしなくてはならない、就職のことも頭にあって、大変でしょう。

長い手紙でしたが、一気に読みました。見事なお手紙でした。

 

1年に1回会って、1年に二回手紙を戴いて・・・それだけしか私たちにはコミュニケーションの機会がありません。

手紙の文字だけでなく、行間も読みたい気持ちになります。

 

お手紙の意味を理かしいてくださって本当にありがとうございます。

書きたいことはいっぱいありますね。

 

いよいよお別れだなあ。寂しい気持ちの中で、頑張りなさいね!と背中を押す辛さもあります。

元気で、苦難にも負けず・・・頑張ってほしいです。

 

蓮の花奨学金で勉強して下さってありがとうございます。

うれしいです。

 

           愛のベトナム支援隊

                     Love & Support Vietnam


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# 17蓮の花奨学生からの手紙後期24 クアンガイ省5

 

今日の名言・格言・箴言

 

女は決して自分の自然な姿を見せない。

なぜならば女は、

自然から生みつけられたままでも

きっと人から好かれるものだ、

といういうふうに考えることのできる、

男ほどのうぬぼれがないからである。

 

 (ゲーテ)

――――――――――――――――――――――

 

今日は、クアンガイ省の蓮の花奨学生からの手紙5人目、ファム・ティ・ミーハインさんです。「優」をもって卒業出来そうです・・・と、うれしいお便りですね。彼女は、東京のコバヤシサンの奨学金で学んできました。喜んでくださると思います。

   

 

クアンガイ省201836

 

コバヤシさんご夫妻、愛のベトナム支援隊のおじさん達、おばさん達、皆さんへ

 

私はグエン・ティ・ミー・ハイン(Nguyen Thi My Hanhと言います。現在財政・計算大学の学生です。

 

心の奥底からの感謝の気持ちでこの手紙を書いています。この4年間の私を信じてくださり、皆さんほんとうにありがとうございました。皆さんが建ててくださった温かいお家に入らせてもらえて、自分は幸運だったと思います。いつもクアンガイまで来てくださり、生活の困難な時に支えて下さいました。とてもありがたいことでした。そのお蔭で、私が勉強を続けられて、私の夢を追いかけることが出来て、私の家族の負担を減らすことが出来たのです。        

 

皆さんが下さった温かいお気持ち、親愛な感情を大事にしています。周りの人よりも便利な生活をしていなくても、クアンガイ省枯れ葉剤被害者協会やコバヤシサン、愛のベトナム支援隊のおじさん達、おばさん達、皆さんの空のように大きなお心に触れながらいられたこと・・自分は幸運だったと思っています。

 

現在、インターンシップでもう1ヶ月ほどダナンにいます。新しい生活に大部慣れてきました。生まれてから22年間にずっと地元のQuang Ngai市で育ち、過ごしてきましたが、今度初めて、クアンガイを離れたのです。

 

昼間は職場で経験を重ね、夜は生活費を稼ぐためアルバイトをやっています。インターンシップ先をDa Nangにすると、生活費が高いと覚悟しましたが、これは今後の仕事の第1歩であって、その後には。もと大きい都市にチャンスがいっぱいありますので、家族を説得して来ることができました。

 

また、両親は経済的困難をかかえていますので、ここダナンでの生活費は全部自分が負担しました。4年間の大学時代で、自分が成長することが出来、独立生活も出来て嬉しいです。

 

そうして、自分は自分の人生に責任を持たなくてはいけないと意識しする様になりました。そうしたら、将来の自分の家族にもきっと責任を持てるようになると思いました。

 

今度のインターンシップが終わったら、次の4月に卒業が出来るのです。「優」で卒業できそうですよ。卒業してから、安定した仕事に就ける様に自分を励まし、皆さんや家族の期待に外れない様に就活を行います。

 

それで、収入を一部を家族に送って、毎日山奥にでかける両親の大変な仕事が減らしてあげたいのです。晴れでも雨でも問わず畑で苦労している日々を少なくしてあげたいです。私にとって家族が全てです。皆が愛し合えて、健康的に過ごせればそれで十分です。

 

この世は、快適な生活か、苦労する生活かですが、全ては努力で解決できると思っています。貧困層に生まれたのは自分のせいじゃない、貧困でなくなったのは確実に自分の努力のおかげだと思います。私の将来の子供が貧困家庭に生まれては可愛そうですので、今こそ頑張らなくてはいけないと思います。NOWナウです。

 

手紙の最後になりましたが、何よりも、コバヤシさん、アインベトナム支援隊の皆さんとご家族がご健康で、仕事の成功、その上に人生にいつも幸運が来る様に祈っています。

  

皆さんの子

(ファム・ティ・ミー・ハイン)Pham Thi My Hanh



【北村から一言】

 

卒業間近かですね。

小柄なミー・ハインさん、蓮の花奨学金でよくがんばりましたね。

とっても、うれしいですよ。

 

しかも「優」で卒業できそうとのこと。日本には、有終の美という言葉があります。最後までやり遂げて、立派な成果をあげることです。まさにその言葉通りの卒業になりますね。

 

そして、ミーハインさんのご両親を思う温かい気持ちが強く伝わってきます。

家族の幸福を願う。その上で「いつも支えてくれてありがとう」「健康を祈っているよ」との一言を言葉としてつたえてください。

 

奨学金を出して下さったコバヤシさんにも、この後すぐに連絡します。

 

まずは、ご両親に喜んで戴ける成績を学校に残し、そして、安心して働ける会社に就職先を見つけられることを祈っています。常に「今から」 NOWです。

今いる、その場所で、自分らしく光っていくことです。

 

どうか、これから先も、ご両親を大切に、そして、職場で輝いていってください。

奨学金証書を受け取る時に、頭を深く下げる日本式のスタイルに、痛く感銘しました。

 

8月にお会いできないのは残念ですが、ミーハインさんのしっかりしたお顔を見ると、将来が楽しみです。

お元気で。

 

           愛のベトナム支援隊

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# 17蓮の花奨学生からの手紙後期23 クアンガイ省4

今日の名言・格言・箴言

 

規則とは、愚かな人間が、頭の良い人間を服従させるものである。

 

ハシント・ベナベンテ

(スペインの劇作家、ノーベル文学賞受賞者)

 

 

今日の奨学生からの手紙の紹介は、クアンガイ省4人目のグエン・ティ・カム・ヴァンさんです。長野県の櫻田基金からの奨学金で勉強しています。

      

 

Quang Ngai省2018年2月28日

 

      ごあいさつ

 

         私はグエン・ティ・カム・ヴァン(Nguyen Thi Cam Vanと言います。

 

サクラダ・キキン、愛のベトナム支援隊の皆さん、こんにちは。私が皆さんへメールを書いたのは半年前でしたね。皆さんが元気でクアンガイにいらっしゃって、お会いしたに、いつもイキイキと笑顔をみせてくださっていいなと思います。新年(註:旧正月)ということで、皆さんが新しい楽しみ、成功、幸福が得られます様に祈っています。

 

         私は大好きな家族と旧正月を過ごして、とても幸せでした。木炭焜炉の周りで、大きな鍋でテットを祝い、粽(ちまき)を茹でて、家族皆が幸せな顔をして、過去の悲しいことが忘れられて、新年の新しい素敵なことが来ると感じます。それで、新年は新しい目標、新年は自分の夢を作る時です。

 

この瞬間を、勉強で家や家族と離れている子どもにとっては表現にするとなるとなかなか難しいのです。それは幸せというか、忙しい現在社会で有り難い瞬間ではないでしょうが。

 

         今年は私の卒業の年です。それから、新しい道が開けて、きっと困難ばかりが私を待っていることでしょうが、覚悟した上で諦めずに歩き続きます。今私が歩いている道のように、学校へ通う度に、皆さんのことを思い出して楽しいのです。歩き続けられるのは、雅量の大きい心がいっぱいの皆さんが支えてくれているお陰です。

 

「与えたものはいつかに返って来る」・・ので、いつか皆さんにいいことが戻って来ると信じています。皆さんが与えたものは【希望】です。皆さん、約束して、自分は自分なりに、人生を楽しんで過ごしてくださいね。

 

         皆さんともう同じ道を歩き続けられなくなるでしょうが、私の夢を応援して、光で導いてくださいね!

 

         私が期待していることは,皆さんの会がもっともっと大きくなり、私のようにいろいろ困難を抱えている人たちの人生が救えて、不幸を持ってはいるが、笑顔が咲き自分の新たな人生が作れるように支えてあげると良いと思います。皆さん、そういう子供達の信頼出来る中心点になってあげてくださいね。

 

         手紙の最後に、新年に際し、皆さんがご健康、生活の安定、円満・幸福、仕事の発展が出来る様に祈っています。

 

         追記:

         サクラダ・キキン、愛のベトナム支援隊の皆さん、どうもありがとうございました!

         敬具

         グエン・ティ・カム・ヴァンNguyen Thi Cam Van

 

 

【北村から一言】

 

お手紙ありがとうございました。

 

いよいよ卒業の年ですね。胸に希望と開拓精神をたたえ、でもちょっぴり不安を抱えてジャンプ台に上りつつあるところでしょうか。

 

厳しい環境に決してひるむことなく、金剛の思いを抱いて、自分の道を進んでいってください。

 

蓮の花奨学金で勉強してくれてありがとうございました。

忍耐の心をもって、社会で活躍してください。

そして、声をかけてくれたロン会長は、あなたと私たちを結び付けてくれた恩人です。

いつも、何かにつけてきちんと報告して下さい。

 

カム・ヴァンさんとご家族の皆様の御健康を祈りながら、ご活躍を楽しみにしています。

 

           愛のベトナム支援隊

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| comments(0) | - | 10:20 | category: 奨学生からのお便り |
# 17蓮の花奨学生からの手紙後期22 クアンガイ省3

今日の名言・格言・箴言

 

つねによい目的を見失わずに努力を続ける限り、

最後には必ず救われる。

 

 (ゲーテ)

――――――――――――――――――――――

 

クアンガイ省蓮の花奨学生からの手紙 3人目は、小学校3年生の可愛い子です。ニューちゃんといいます。ニューちゃんは、去年9月から今年の8月まで、支援隊の前隊長・宮尾和宏さんの奨学金で勉強しています。

 

ミヤオさんのお爺さん、愛のベトナム支援隊の皆様

私はニュー(Nhuです。タオ(Thao)お姉さんの妹です。

 

私のことを覚えていますか。お爺さんと皆さんがお元気に過ごしているでしょうか。

私は元気です。家族はあまり変わりません。

 

今年、私は小学三年生になります。勉強はとても難しいですね。お母さんに「イタズラばかりして勉強をちゃんとしていないから、難しいんでしょう」と言われます。ですが私はちゃんと頑張ってますよ。ね、お爺さんは知っているでしょ。

 

あっ、私は旧正月を過ごしたばかりですよ。楽しかったです。日本で皆さんは正月を過ごしますの。皆さんもベトナムみたいに正月を過ごすとハッピーですね。ちなみに、お年玉がた〜くさん貰えましたよ。

 

お父さんのことですが、家とずっと離れて、たまに家に顔を出しに帰ってきます。お母さんは畑の世話やら、子供(わたし)の世話やら、バタバタしています。お姉さんはいつも通りの、工場で仕事をやっています。

 

お父さんわね、お爺さんや皆さんのことをよく思い出して話をしますよ。「Nhuちゃん、ちゃんと頑張って勉強すると、もっともっと皆さんとよく会えるようになるのよ、またお爺さんからお土産を貰えるようになるよ」って。そうなったらいいですね。

 

         今年わね、私が自分で手紙を書いたんですよ。偉いでしょう。

         もう、寝る時間になってしまいました。次のお手紙はもっと大きくなった私が書きますから、きっと長くなりそうですよ。お爺さんと支援隊のご家族はいつまでも元気でね。

         それでは。

         私:クイン・ニュー(Quynh Nhu

 

      

 

【北村から一言】

 

お手紙ありがとうございます。

 

とても、良く書けています。そして、お父さんのこと、お母さんのこと、よく分かります。

お姉さんも元気で働いていますね。

 

ニューちゃんは、良い成績をとっていますか? お姉さんは、勉強したくて大学を希望していましたが、短大に入り、短大も家庭の生活のために途中であきらめたこともあり、その分ニューちゃんが頑張らないといけませんよ・・・それが、お父さん、お母さん、お姉さんからの支援に応える道です。

 

コツコツと勉強をしていきましょう。もう、お母さんに甘える年じゃないもんね。

 

ニューちゃんの正式な名前は、クインがはいるのですか? クアンガイ省のVAVA華ら頂いた名前には、クインは入っていません。ファム・ティ・クイン・ニューが正式ななまえでしょうか?

 

8月に行きますが、お土産をもって行きましょう。小さいお土産しかもっていけませんけどね。

 

           愛のベトナム支援隊

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| comments(0) | - | 09:46 | category: 奨学生からのお便り |
# 17蓮の花奨学生からの手紙後期21 クアンガイ省2

昨日のアクセスは、252という数字でした。

ご訪問を感謝します。

 

今日の名言・格言・箴言

 

何より大事なのは、

人生を楽しむこと。

幸せを感じること、

それだけです。

 

 (オードリー・ヘップバーン)

――――――――――――――――――――――

 

今日のご紹介は、ドアン・ティ・キム・フックさんからの手紙です。クアンガイ省二人目です。

キム・フックさンは、仙台の野崎 明さん・知子さんご夫妻からの奨学金で勉強しています。

   

 

ノザキさま 静岡県愛のベトナム支援隊の皆さん宛

 

新年戊戌の旧正月にあたり、ノザキさん、愛のベトナム支援隊の皆さんやご家族が健康で、財産や禄に満ちて、平安や円満成功の一年であります様に祈っております。

 

この前、私は、家族と伝統の旧正月を過ごしました。旧正月(テト)は家族が集まる機会です。私はいつもテトを楽しみにしていて、梅(*)や桃(*)の花が見たくて、家族とテトの伝統的な料理・バインチュンを一緒に作り、お年玉が貰えて、その上、家族と再会出来るのが一番です。

 

私は第一学期の試験を終えて、第二学期が始まって数日にところです。本学期が私の学生生活の最後の学期で、今年の10月の卒業式でこの学校を離れます。

 

緊張が続くばかりですが、一方わくわくしています。最後の学期ということで、病院や薬局へ研修しにいくことも多いと思います。私の学校は最近日本の企業と契約を結び、労働者を日本へ送り込むプログラムがあります。実は私も日本で住んで働きたいです。そうして、沢山なことが身に付けられるでしょう。ですが、私の一番の弱点が声(発音)です。このせいで、いつも自分に自信が持てません。友達に虐められていました。ですが、辛いことをなんとか乗り越えて勉強に集中し、信念さえあれば優秀になれることを証明出来ました。

 

時間は本当にはやいものですね。あっという間に私が21歳の女の子になりました。私にとって2018年は画期的な一年になるかもれません。成人になって、独立して、自分で自分の世話をしなければなりません。その上に家族の面倒を見る立場になりました。

 

性格では、内気なので、あまりものごとを家族と分け合うことが出来ません。いつも、両親やお祖母さんが元気で、それで、私が皆の世話を出来る長い時間があればと思っています。時間が遅く流れると良いですね。家族の皆と過ごすのが長くなりますから。

 

この手紙が最後と手紙と思います。ノザキさまを始め、この5年間ずっと、精神的にも物質的にも皆さんから応援を続けてくださり、本当にありがとうございました。皆さんの恩義はいつまでも忘れられません。きっと皆さんも私のことを覚えてくれますよね。また蓮の花奨学金が頂けなくなっても、いつかに皆さんと会えて、その時、皆さんが私みたいに貧困の子どもたちを助けている時に、私が皆さんの側にいて、一緒に子どもたちを助けてあげられると良いなと思います。

 

私の今の気持ちが表現に出来ません。日本からやってきた皆さんと会えなくなって寂しい気持ちもあり、ワクワクしてすぐ独立して社会人になって、私よりもっと貧困な子どもたちがやがて皆さんに助けられるのです。私の分をそういう子の誰かに譲ってあげられることだけで、幸せです。私も、蓮の花奨学金を受けている学生。生徒たちも、皆さんの恩義を大事にして、社会に役立つ人間になるために努力を続けているのではないでしょうか。

 

お手紙の最後ですが、皆さんがいつもご健康で、人生に楽いみと幸せが一杯あります様に祈っています。皆さん、本当にありがとうございました。次の第2学期の試験や卒業試験に絶対成績が取れます様に約束しますからね。敬具

 

Quang Ngai省、201831

ドアン・ティ・キム・フック(Doan Thi Kim Phuoc

 

注釈:(ホーさんが注釈をつけてくれました。見てあげてください)
*梅:https://en.wikipedia.org/wiki/Ochna_integerrima
*桃:https://en.wikipedia.org/wiki/Peach


【北村から一言】

 

すばらしいお手紙ありがとうございました。

 

いよいよ卒業ですね。無事に卒業できて、社会人となることは、私たちの最大の目的ですから、うれしいです。学業は終わりですが、社会で「学ぶ」ということの始まりです。

そして、家庭に入っても、仕事を続けても、「学び」は一生です。

 

最後の手紙で、一番好きなところは、「私の一番の弱点が声(発音)です。このせいで、いつも自分に自信が持てません。友達に虐められていました。ですが、辛いことをなんとか乗り越えて勉強に集中し、信念さえあれば優秀になれることを証明出来ました。」・・の一文です。

 

人生において大事なことを、身に付けたと思います。負けてばかりいてはいけません。「信念さえあれば」・・・心さえ強くなれば・・・勝っていけます。「人間、何が美しいといって、持てる機能の限界に挑戦している姿に勝るものはない」(佐山和夫著箱根駅伝に賭けた夢』(講談社))

 

日々、強くなることを心がけて、社会に出てからも「負けない」人生を歩んでください。

どうか、教えて下さった先生を凌ぎ、大樹へと成長してください。

気後れしているキム・フックさんの気持ちが、私にはすぐ分かりました。強くなって来たなと思ったのは、昨年のお手紙をもらってからです。

 

就職後は、健康・体力が必要です。それにも負けてはなりません。キム・フックさんとはお会いできなくなりますが、素晴らしい人生を歩んでください。チャンスがあれば、私たちがクアンガイを訪問した時に、遊びに来てください。

 

卒業めざして、最後を全力で。

 

           愛のベトナム支援隊

                      Love & Support Vietnam


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| comments(0) | - | 09:58 | category: 奨学生からのお便り |
# 17蓮の花奨学生からの手紙後期20 クアンガイ省1

今日の名言

 

じっくり考えろ。

しかし、行動する時が来たなら、

考えるのをやめて、

進め。

 

(ナポレオン・ボナパルト)

 

今日から、ベトナム中部のクアンガイ省で勉強する蓮の花奨学生の手紙をご紹介します。

最初は、ベトナムのニンニクの最大の生産地リー・ソン島出身のタオ君の手紙です。

タオ君は、東京の鈴木志郎さん・幸子さんご夫妻の奨学金で学んでいます。クアンガイ省の蓮の花奨学生は9人いますが、唯一の男子学生です。

 

   

 

スズキシロウ様 ユキコ様 愛のベトナム支援隊、静岡県のおじさん、おばさん、大学のお兄さん、お姉さん達へ。

 

最初に、皆さんにおたずねしたいことは、「お元気ですか」です。昨年度はお仕事が期待通りに順調に進みましたか?

併せて、皆さんに、新年おめでとうございます、と申し上げます。皆さんと皆さんのご家族へご健康、幸福、仕事へ成功する様、お祈り申し上げます。

 

皆さんと知り合ったのはもう4年前でした。記念や思い出が沢山です。皆さんと知り合ったのはラッキなことだったと思っています。

 

家族が貧困の時期に、愛のベトナム支援隊の皆さんが手を貸して下さって、精神的、物質的応援を受け、そのお陰で、私が困難を踏み超えて、今の私になることが出来ました。今まで特に家族と離れて勉強していた学生時代に、愛のベトナム支援隊がご支援くださいましたことに、心からの感謝を申し上げたいのです。

 

現在卒業実践(インターンシップ)をしています。これをうまくクリアすれば、今度の7月に大学を卒業します。現在の学力は「良」のランクで卒業できそうです。卒業する前に、就活を行いますが、私の専攻「環境分析」で貢献出来る会社があったら良いなと思っています。

 

新卒の学生にとって、第一の困難の壁は就活だと理解しています。必ず仕事を見つけて、まずは自分の生活費を稼ぎ、次に家族を助けられればいいと思います。仕事が見つけたら、そのニュースをすぐ皆さんへ報告しますね。

 

地元のリー・ソン(Ly Son島は、海鮮料理がとっても美味しくて、その上、景色もすばらしいので、感謝の気持ちとして是非一度皆さんをご案内したいのです。スズキさん、愛のベトナム支援隊の皆さんが、私の実家へいらして下さることを楽しみにしています。ご返事を待ちしています。さようなら〜。

 

チャン・バー・タオ(Tran Ba Thao

 

【北村から一言】

 

卒業を控えた年の最後のお手紙をありがとうございました。

 

お手紙にも、緊張が感じられます。

希望の会社が見つけれられて、就職できることを、私たちは心から応援しています。一人の奨学生を送り出すと、新たな喜びが湧き上がってきます。

 

環境分析・・・は、ベトナムだけでなく、世界の各地で大事な政策の一つになります。特にアメリカのトランプ大統領がパリ協定の離脱をきめました。相変わらずの威嚇なのか、破壊行為にはアメリカ経済界からも批判の声が上がっています。

 

ベトナムの環境浄化に貢献出来る人材に育ってください。

 

リーソン島へのご招待 ありがとうございます。訪問したい気はやまやまあります。クアンガイ省VAVAのロン会長が、私たちに何度もリーソン島のニンニクを下さいましたので、私たちの間では、すっかり名産になっています。そのごニンニクの不作が伝えられたりしてしんぱいしていましたが、どうやり盛り返したようですね。お父さんもほっとされたことでしょう。

 

健康で就職試験を乗り切り、ご家族を安心させ、社会貢献の道を元気よく歩み始めてください。

蓮の花奨学金で勉強してくださったことに、お礼を申し上げます。

就職のお知らせを待っています。

 

             愛のベトナム支援隊

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| comments(0) | - | 09:37 | category: 奨学生からのお便り |
# 17蓮の花奨学生からの手紙19 ダナン市5・完

今日の名言 ・格言・箴言

 

「凧が一番高く上がるのは、

風に向かっている時である。

風に流されている時ではない」

 

ウィンストン・チャーチル

(イギリスの政治家、軍人、作家)

 

今日は、蓮の花奨学生からのお手紙 ダナン市の最後になります。

トゥオン君です。愛嬌のある顔からは、年齢が想像つきませんが、20歳は越えていると思います。童顔です。

   

 

愛のベトナム支援隊へのお手紙

 

       私はファン・ミン・トゥオン(Phan Minh Thuong)と言います。愛のベトナム支援隊の皆さんのご健康が聞きたくて、この手紙を書きました。皆さんはお元気ですか。私は元気です。

 

この手紙で、特にオダ・ショウロク・ヤイお爺さん、お婆さんへ届けたいです。お爺さんお婆さんが私に、今までずっと奨学金を与えて下さっているからです。

 

お爺さんと家族の全員は元気でしょうか。私は元気です。たくさん助けてくれて、ありがとうございます。私は最近、道で物を売って回る仕事をします。このお仕事で、収入が結構いいです。

お爺さん、もう一度ありがとうございます。

 

       新年おめでとうございます。ショウロクお爺さん・ヤイおばあさん、そしてご家族、愛のベトナム支援隊が健康いっぱいで、幸福で、良いお仕事に成功し、願ったことが叶う一年になる様に祈っています。

       Happy New Year 2018

 

オダ・ショロク ヤイお爺さん・お婆さんへ

 

 

【北村から一言】

 

トゥオン君お手紙ありがとうございました。

 

仕事を変えましたか? それともITの仕事もしながら、路上の販売をしていますか?

道路では何を売っていますか?

晴れの日はいいですが、夏の終わりから、台風が来たりすると、路上販売はたいへんですよ。

そして、交通にも気を付けてください。ダナンは、ハノイやホーチミン市よりはいいですがね。

 

トゥオン君は、高校時代、通学していた学校の前の坂道に苦労したことを思い出しました。

路上販売と聞いて、実は心配しています。

 

収入がいいのはとってもうれしいですが、物によっては仕入れが必要でしょうし、最大限、車とバイクに気を付けてください。

 

8月にお会いしましょう。

 

            愛のベトナム支援隊

                           Love & Support Vietnam

                     
       
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